
ハードオフに行ってみたら色々なカメラやレンズが珍しく入荷してまして、中でも安かったのがこのニコンD80でした。
価格は16,500円、D80自体は2006年のカメラなのでハッキリ言ってこの時点だと全然安くはないんですが「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」がレンズフードやキャップまで付いてるセット販売。
「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」は現在の中古相場が12,000円とかそのくらいなので、古いとはいえD80も4,000円ちょいで一緒に手に入ると考えればアリかなと思い購入です。
目次
Nikon D80の使用感について

レンズや本体の状態は非常に良く、ほぼ新品と言ってもいいレベルのキレイさでしたね。
ショット数を調べてみたら今回の作例を撮り終わった段階で10,688枚ということで、全く使ってないほどでもないけど全然酷使もしてないくらいの塩梅ですな。

強いて言えば端子保護のゴムパーツが流石に経年劣化しつつあるけど、ちぎれたりはしてないです。

画面も純正保護パーツだと思うやつが装着されてますね。
ファインダー内の状態もよく、まぁおまけみたいなもんとしてはかなり状態が良くて満足です。

買ったときの手持ちのSDカードがSDXCだったんですが非対応みたいなので、自宅に戻ってから余ってるカードを入れました。
この時代のカメラってまだコンパクトフラッシュだったりソニーだとメモリースティックだったりとかあるので、SDカードを普通に使えるのはかなり嬉しいですね。

設定の操作は本体上部で確認しながらできるんですが、ここの操作周りはちょっとイマイチです。
一応ある程度上部にボタンがまとまってるものの、たまにシャッター半押ししないと操作を受け付けなかったり(多分なんかプレビュー表示とかの設定が災いしてる?)とかボタンの配置がまず微妙だったりとか…
フォーカスエリアの切り替えがボタン押しながら画面横の十字キーを押すんだけどそれもボタンが離れててファインダー除きながらとかはやりづらい。

ISO感度やホワイトバランスの切り替えボタンは他のボタンと兼用かつけっこう離れてたりも。
あと画面、当然ライブビュー非対応なのはいいとしてもっと古いカメラとかよりは大きさも表示もマシにせよ屋外での視認性悪いです。
もちろん充電も充電器にバッテリーを装着して行う古い仕様。
あと露出補正、普通のカメラは「-◯◯◯+」みたいなグラフの座標的な並びだと思うんですがコレは「+◯◯◯-」みたいになっててダイヤルとかの操作間違えますわ。
全体的に古い仕様なうえで、操作性はキヤノンとかソニーの同時期の一眼レフカメラのほうが良いなぁとは思いました。
ただしD40に次いで軽くてサイズも小さいので、携帯性には優れてます!ここは普通に満足。
またD40と違ってモーター内蔵じゃないレンズでもAFは使えるみたいなので、そこも便利だから今後ニコンのカメラを持ち歩く場合はほぼ本機になりそうです。
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8GとNikon D80で写真を撮ったから作例紹介

CCDセンサーで1020万画素ということで、古い一眼レフ特有のちょっと濃い感じの良い発色の写りですね。
レンズはDXフォーマットというAPS-Cセンサー用のやつなので、35mm換算だと52.5mmの焦点距離になります。

昔の一眼レフってけっこう露出補正周りが難しい感じがあります、思ったより暗かったり明るかったりしやすいうえでライブビューはないから試行錯誤になるわけですが画面での確認に限界があるのでけっこう失敗する。

そして最近35mmとか28mmのレンズばっかり使ってたので、52.5mmはちょっと狭く感じてしまうのであった。
最近は面白い看板とかを撮ることが多いので、それなら35mm~40mmくらいが一番便利かなぁという感じはあります。

コレ気に入ってる写真。

コレなんかも19年前のカメラで撮ったと言われるとなかなか驚くかもしれませんね。進化したスマホカメラよりも良いかと。
センサーサイズやカメラ用のレンズは偉大。

カルガモがいっぱいいた。

最後にことねコーナー。

こちらはF1.8、最短撮影距離は30cmなので片手で持って片手で撮影も可能。AFエリアに合わせればピント合わせも余裕だ!

こちらはF5.6。このくらいがバランス良いですかね。
まとめ
というわけでニコンのD80でした。操作性とかはともかく携帯性と付属してたレンズの写りは良いですね!
投稿者は基本的に展開が終わったものが好きな懐古趣味老人である関係でミノルタ愛好家としてその流れでソニーのカメラ主軸でカメラ趣味を楽しんでますが、ニコンもそれに次いで好きだったりします。
より新しいニコンのカメラもそのうちまた入手したいなぁと改めて思うのでありました。

