今年はけっこう長い間Ideapad Slim 550とNUCの組み合わせでやってきましたが、年末ということでたまには大きな散財もしないと精神がすり減るぜ!ということで突然2021年モデルのMacBook Proを購入。
絶対に貯金には手を出さずにこの1年間過ごしてきましたが、今回だけは貯金を切り崩してのMacです。
当サイトはガジェットがメインコンテンツなんですが、なんか今年の後半ってあんまりめぼしいものが私的に出てこなかったんですよね。Pixel 6 Proくらい?
そこでiPhone 13 Proを先日11月分の収入のけっこうな額を投入して召喚してみたところ、「やっぱりiPhone使うなら一緒にMacも使いてぇ」という気分が高まってきたので買っちゃいました。なんだかんだで年1でMac買ってる気がしますね。
今年の頭にM1のMacBook Airを買っていて、アレにほとんど不満はなかったところからの端子類が大幅パワーアップした今回のPro。発表当初は「へぇー」って感じでしたが、めっちゃ欲しくなってきたので召喚です。
ProはブラックフライデーセールでAmazonから買う予定だったんですが、ちょうどセールのタイミングでAmazonの在庫が切れてしまったので仕方なくじゃんぱらから中古で買いました。結果的にはあんまり使われてない在庫をAmazonセール価格より安いくらいで買えたので良かったです。
目次
MacBook Pro(2021)の外観をチェック!
というわけで本体ですが、明らかにここ最近のMacBookとしてはゴツいですね。
MacBookはこの10年くらいずっと薄くて軽くて持ちやすいみたいなのがウリになっていましたが、その対極を行く「分厚くて重い」MacBook Proですこれは。
そもそも軽量コンパクトならAirがあるので、ProはPro用として明確に特徴を分けてきたのは良いことだと思います。
なんとまさかのMagSafe復活+しっかりその横にあるUSB-Cポート2つ、そしてイヤホンジャック。
Proなら色々な機器接続するんだから、充電ポートを別に用意して端子を確保できたほうが良いよねというごもっともな判断です。イヤホンもプロなら有線のを使うよねということでしょう。(イヤホンジャックはAirでもあるけど)
まさかのHDMIポート標準搭載+右側面にもUSB-Cポート+SDカードスロット大復活。
「Appleはポート類を徹底的に除去するぜ!」という姿勢から脱却して、プロユース的なアレでは必要な映像出力やカメラで撮影した動画・写真を手軽に取り込めるSDカードスロット復活です。
要するに近年のMacBookって必要な端子を全部USB-Cかクラウドに追い出した仕様だったので…結局の所使いづらかったわけですよね。ユーザーは慣れようと頑張ったわけですが。
変換アダプターをやたら買わないといけなくて無駄に金もかかるし本体がスッキリしても別途持ち歩く荷物増えるしで意味ないじゃんみたいな。
過去を反省して一旦取り除いた端子を復活させる姿勢、非常に素晴らしいことです。
ただ、標準サイズのUSBポートが1つもないのだけは惜しいと思いますが…、そこだけは流石に譲れなかったんですかね。
ここ5~6年位のMacBook系は手前から見るとめっちゃ薄い感じでしたが、2021年の14インチMacBook Proは普通に分厚いちょっと前のMacBook Proのスタイルに戻ってます。こころなしか開閉しやすくなった気がする。
14インチの大画面ディスプレイ!ですが、インカメラ周りのスペースが空いているiPhone的仕様です。妙にカメラスペースが広いのもiPhoneっぽいですよね。
これ発表の時に「えぇ~…」と思ったんですが、結局の所Macの上端部分ってメニュー項目が置いてあるだけなので、使用上の不自然さはとくに感じてないですね。全画面表示にしてもこの部分は基本黒帯になる感じだし。
でもまぁ、やっぱり変ではありますよね。
安定の広いトラックパッドと、キーボード。
右下の方向キー部分がちゃんと押しやすい形状になってる!…のはちょっと前の時点で戻ってたんでしたっけ。あの左右キーが同じサイズになってるやつほんと使いづらかったですよね。
そしてTouch Bar撤廃。最先端感はあったけど、アレを活かせる場面がマジで微塵もなかったのでまぁなくして正解だとは思います。せめてF1キーより上に置くとか、本当にショートカット的なもの専用としてあればまだ良かったのかもしれない。いや、いらんか。
指紋センサーもちゃんと用意されてます。大きめ。
ということで、本体の仕様が大幅改善されているのが今回のMacBook Pro・14インチモデル2021。
近年のMacBookのイマイチになっていた進化?点がある意味全部退化したという、衝撃的な仕上がりです。
ここでこの選択ができるなら、iPhoneも顔認証だけでなく指紋認証できるようにするなり、USB-Cにするなりしてくれればいいんだが…とも思ったりします。
MacBook Pro(2021)14インチモデルを使ってみた感想
というわけで、まだまだ使い始めて日が浅いですがとりあえず今まで使ってきたMacBook系と比べてどうかをいくつか述べていきます。
画面のデカさと綺麗さには大満足
ノングレア液晶の方が仕事とかではまぁ反射少なくて使いやすいですけど、やっぱりMacBookの画面ってキレイですね。
今回のProは14インチ画面ということで、とても大きな画面で動画再生とか編集とかブラウザ閲覧とかができてます、
冬で寒いから布団にくるまりながらネットを見ることも多いんですが、ノートPCだから手元で大画面で色々できるのはとても愉快ですね。
重量はかなり重め、分厚いが今まで使ってきたかばんには入る
2021年モデルのMacBook Pro、重いですね!重量そのものもずっしりしてますが、やはり端が既に分厚いというかなり前のMacBook Pro路線に戻ったので見た目・持ち心地的にも重量を感じます。
まぁでも、MacBook Proをわざわざ買う人=ある程度腰を据えてバリバリ使う人なのでこの重さは許せるんじゃないでしょうか。代わりに変換アダプターみたいなのを持ち歩く必要はなくなってくるわけだし。
もっと気軽に持ち運んで使いたいなら、Airを買えばいいわけですよね。どうせAirもM1だから高性能なので、Airを選んでもある程度快適なはず。
また分厚くはなったものの、今まで使ってきたかばんには普通に入ってます。極端に巨大化しすぎるわけではないので、携帯性的には問題ないかと。
ずっしりとは来ますが。
やっぱりMacのトラックパッドは使いやすい、キーボードはWindowsと併用すると打ちづらいことも
去年からideapad Slim 550というWindowsノートPCを、自宅のNUCと共に母艦的な使い方していたわけですが…アレはタッチパッドとキーボードだけはちょっとイマイチなんですよね。性能的にはかなり満足なんですが。
ideapadで最近投稿してるYouTube動画を編集することが多いんですが、マウス使ってますからね。
MacBook Proのトラックパッドは14インチモデルでも十分広いし、操作もかなりなめらか。マウスの必要性は一切感じません。
キーボードも明らかにidepadと比べて打ちやすいんですが、MacとWindowsの若干のキー配列のズレやキーのサイズか何かの違いにより、しばらくMac使ってなかったこともあってちょっと打ち間違いは起こってますね。ここは慣れが必要ですな。
バッテリー持ちがiPad並
Windowsパソコンって、私の印象としては仕様で10時間くらい使えることになっていてもせいぜい3~4時間くらい使うと残量が厳しくなってくる印象です。
このMacBook Proはマジで電池持ちが良くて、普通にネットとか見てる分には全然減らないです。スリープ中も減らない。
体感としてはiPad辺りに近いですね、めっちゃバッテリーが長持ちするので気軽に使えます。
ideapadも多分WindowsノートPCとしてはそこそこ電池もち良いとは思うんですけど、ある程度作業したらすぐ充電みたいな感じなのでちょっと使うときのハードルは高いです。
ゲームとかあんまりできないがやむを得ない
ideapadと併用するので問題ないですが、Macはやっぱりあんまりゲームとかできないですね。
たまーーにゲームやりたい時はideapad起動する感じになってます。
音声合成ソフトがない問題
MacBook Proはとりあえず動画編集(FinalCutPro)とネットサーフィンに使う予定なんですが、惜しいのは音声合成ソフトが全然ないこと。
一応ゆっくりボイスは使えるアプリケーションがあったりするみたいですが、私が使っているCeVIOなんたらはWindows専用。
「一旦ideapadで音声だけ作ってからデータをMacBook Proに移して編集」という、微妙に回りくどい状況になってます。
,
まとめ
というわけで完全にその場の思いつきで導入したMacBook Proです。
まだまだ使い始めたばかりなので、今後もなんかあったら記事にしていきたいと思います。
定期的にApple環境全部手放しては全部買い直すみたいなことやってますが、今年も冬はAppleのターンだ!