iPlay 50 mini Pro NFEが発売されまして、こいつは旧iPlay 50 mini ProからWidevine L1への対応という強化がなされております。
当ブログでは既に旧版のレビューをしていて、まぁ今回買ったけどほとんど変わらないということで仕様の違いという点に重点を置いて今回はかんたんにレビューしていきたいと思います。
なお旧版のレビュー記事はこちらです↓
それでは、チェックしていきましょう。
目次
iPlay 50 mini Pro NFEの外観をチェック!
iPlay 50 mini Pro NFEの本体外観は、完全に通常のiPlay 50 mini Proと同じといって差し支えないと思われます。
カメラはシングルレンズで出っ張ってるとか、上下の端のアンテナライン的なやつが分割されてるとかも同じですよね。
充電端子が本体上という変な位置にあるのも共通です。
イヤホンジャックは右斜め上に設置、コレ横持ち時に上なり下にきてじゃまにならないようにということなんだろうか。
ボタンはかなり小さい電源ボタンと、その下に音量ボタンがあります。
ちょっと見つけづらいボタン位置ですね。
iPlay 50 mini Pro NFEのスピーカーはやっぱり音がかなりいまいちです。
一応聞き取れる範囲内の音は鳴ってるので、YouTubeのどうでもいい動画見るくらいならまぁOK。
しかし映像作品を楽しむのであれば、イヤホンや外付けのスピーカーを用意するのがおすすめです。
ただしBluetoothスピーカー(Soundcore3)はけっこうな遅延を感じました。
有線イヤホンみたいなのを使うのが一番良さそうですな。
前にご提供いただいてレビューしたSOUNDPEATS Capsule3 Proなら気になるほどの遅延はなかったです。
画面は非光沢フィルムと見せかけてその下に通常の光沢有りのフィルムが貼られています。
非光沢フィルムはロゴ入りでまぁ実用的ではないので、剥がして光沢アリのフィルム層だけ残して使いましょう。
ただしこのフィルムがわりとチリ混入してたり気泡残ってたりしてイマイチ。写真からは分かりづらいけど。
流石に低価格帯のタブレットということで、このへんの精度にまでは気を遣ってくれないようです。
といってもiPlay 50 mini Pro NFEは通常価格が26,999円とそこそこ高くなってしまっているので、ならチリの混入は避けてほしいとも思うのだが…。
私はこういうPDA工房の反射低減保護フィルムに後で貼り替えております。
画面は発色が良くてキレイ。
ただし解像度がフルHD+程度で8.4インチという画面の大きさだからか、ちょっと目と画面の位置が近い状態だとドット感が強いかもしれません。
ドットが若干縦長な形状なこともあって、気になる人は気になるかな。NECタブレットのT1195だったかもこんな感じだった気がするけど。
iPlay 50 mini Pro NFEは18W急速充電対応ですが、付属の充電器は普通の遅いやつなので早く充電したい人は別のを買いましょう。
こういうやつとかね。
そしてケースは当初買ってなかったんですが、一応Freesunの1,380円のものを買ってみました。
ただ透明な袋に入ってるだけという潔いパッケージ。
四隅だけ出っ張っているタイプのケースになります。
iPlay 50 mini Pro NFE向けのケースって蓋付きのやつかこの四隅だけゴツいやつの2択しかないようなんですよね。普通に薄いケースみたいなのが欲しかったんですが…。
ただしスマホと比べるとタブレットなため本体が大きいので、四隅が多少ゴツかったところでとくに邪魔にはならないですねこれ。
落下時のダメージ緩和という点ではこの仕様は多分良いし、じゃあまあいいか。
イヤホンジャックあるとこだけは流石に空いてます。
端子部分も同様。
ボタン部分も空いていますが、ちょっと狭いのでやや電源ボタン押しにくい感じはある。
画面側は端の方が少し高くなっている仕様。
※保護フィルムの端が浮いているのは最初からなのでこのケース着けたのとは関連してません。
iPlay 50 mini Pro NFEのベンチマークテスト結果は?ゲーム性能は?
iPlay 50 mini Pro NFEのAntutuベンチマークテスト結果は401016点でした。
まぁ普通くらいですかね、Proの通常版と変わらない程度です。
Geekbench 6のCPU性能はシングルコア710点、マルチコアは1855点。
GPUは1292点となっておりました。
で、ゲーム性能だけど…麻雀アプリみたいなのであれば問題なく快適に遊べます。
しかし原神みたいな高性能が求められるゲームは画質をかなり落とさないと厳しい感じ、ゲームをするなら予算を足して普通にiPadとか、Xiaomi Pad 6辺りを買ったほうが良いと思います。
動画の画質は良くなっている?Widevine L1へ対応!
とりあえずアマプラを確認してみたところ、最初は高画質状態でしたが…
暫く待つと一番上のフルHD画質になりました。
Netflixは画質の状況が表示されないのでアレなんですが、ちゃんとフルHDレベルの画質で動画を再生できているのは確認できました。
Widevine L1への対応のおかげで、間違いなく画質は向上しています。
ただしあくまで8.4インチの小さめなタブレットなので、実際そこまで高画質対応している必要があるのか→通常のProより高いNFE版を選ぶ必要があるのかと言われるとやや微妙かも。
そもそもただのProでもYouTubeやU-NEXT辺りは高画質再生できる点にも注意。
NetflixやアマプラなどのWidevine L1が求められる動画配信サービスをよく使う人はNFE、使わないなら安いただのProでいいと思います。
まとめ
今回取り上げた部分(Widevine L1への対応)以外はマジで普通のPro版と内容が変わらなかったです。
もうProを持っているのであれば、買い替えの必要性は薄いと思います、今後新型で仕様が一新されるのを待ったほうが満足度高いかと。
今から買うのであれば、Netflixなどを見るならWidevine L1対応のNFEの方が無難だとは思いますけどね。