タミヤの薄刃ニッパーを4ヶ月くらい使ってたんですが、バネがぶっ壊れてしまいランナーからパーツを切るときに非常にスカスカで微妙な感じに。
とりあえずダイシン(地元のホームセンター)に行って、0.29×3×9mmの押しバネがサイズ近そうに見えたから買ったものの…
長さは9mmだともう2/3くらい足りなかったので2個入りのを重ねて無理矢理長さ伸ばす感じになっちゃうし、本来付いてたバネより細いのでおそらく最大荷重も足りずまだスカスカ気味。
とりあえず今度他のホームセンターか工具屋でより良いバネを探すことにしつつ、当面の代理ニッパーを用意する必要が生じました。
ミネシマの300円くらいのニッパーは手元にあったんですが、流石にタミヤの2000円のニッパーに慣れてしまうと戻れぬ…
やっぱりある程度高いニッパーの方が、ゲート部分を極限まで薄くできて良いんですよね。素組み大好き派としては。白化もしづらい感じする。
ということでヨドバシポイントを使って、今回買ったのがゴッドハンド GH-SG-01 [プラニッパー]というやつ。
目次
人生初ゴッドハンド!プラニッパーを使ってみる
このプラニッパーというのはBOB EXPOで半年くらい前に紹介されてたやつですね。
記事を読むになかなか良さげだし、話を聞いてみても「壊れづらい雰囲気がある」的な感じだったのでじゃあ買ってみようかと。
ネットで評判が地味に良いケロロ軍曹のニッパーに近い雰囲気だけどあんまり情報なくて実質同じものなのか違うのかは謎。
タミヤの薄刃ニッパーと比べると、ラバーっぽい持つ部分はかなり安い雰囲気が醸し出されてますが…そもそも値段が半額なので当たり前ですね。
バネ的な役割を果たす雰囲気のパーツは背面に隠れてます。壊れづらそう。
切れ味はタミヤの薄刃ニッパーと比べても遜色なし、確かによかった。
バスターガンダムのプラモを年末に仕入れてまして、色々発送関連で出品してる人がトラブったものの数日前に自宅に到着。
とりあえずこのプラニッパーを使い、タミヤの薄刃ニッパーと共にシールなしで素組みしてみました。
切れ味に関しては、価格的には半額程度のプラニッパーでもタミヤのに全然引けを取ってない印象ですね。
二度〜4度くらいに分けてカットすれば、断面をほとんど白化させずにパーツを切り取れます。
300円のニッパーとは違い、手で触ってもほとんど段差を感じないくらいまでニッパーのみで行けるぞ。
切れ味のみを重視するなら、2000円のニッパーじゃなくて1000円くらいで買えるプラニッパーでいいと思われます。
ただし、今まで使ってきた薄刃ニッパーと値段の差を感じた部分もありました。
1000円の差はどこにあるのか?感じたデメリット
タミヤの薄刃ニッパーと比べると、けっこう先端の刃の部分が形状違います。
これは薄刃ニッパーを閉じた状態。
はい、タミヤの薄刃ニッパーだと、刃の奥(持ち手に近い方)の部分が完全に閉じていますよね。
ゴッドハンドのプラニッパーだと、奥の部分が丸く穴が空いた状態になってます。
結果として、位置の調整を気をつけないとこの穴にランナーが入っちゃって切れない!みたいなことが起こります。ちょっと手間ですね。
そして、気をつけないと薄刃ニッパーよりも2度切り時のランナーの破片が飛び散りやすいです。
タミヤの薄刃ニッパーだと、カスが奥のスペースに溜まるので飛び散りにくいため楽。部屋歩いてたら脚に飛んでいったランナーのカスが刺さる頻度も下がります。
まとめ
というわけで、細かい難点はあるものの切れ味的にはまったく問題ないので、プラニッパーをどんどん使っていこうと思います。
タミヤの薄刃ニッパーもバネ以外は何も問題ないので、もっと長さがあって太めのバネをどっかで見つけ次第修理して使い続けたいところ。
サイズが合うバネの型番とかを知ってる方は教えてくれると嬉しいです。