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デジカメでもファインダーあった方がいい説|ZV-E10を使ってわかったこととその後の紆余曲折【カメラ雑記】

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ZV-E10箱
6月にZV-E10というソニーのミラーレス一眼カメラを買いまして、今年はそこから延々カメラに取り組む日々です。

背景をぼかした写真とか逆にパンフォーカス的な全体にある程度ピント合った写真とか、色々設定して撮影できるのがやっぱりスマホカメラより便利。

スマホカメラは性能上がった結果逆に無駄に後ろの方ボケて変な写真になったりもしますからね。

しかしながらZV-E10、そもそもYouTube向けの動画撮影をメインとして選んだこともありまして…、静止画撮影用機材としては都合悪い部分も。

前富士フイルムのT-20買った時も理由説明として似たようなこと書いたと思いますが、改めて。

そんな感じで8月のカメラに関する紆余曲折をまとめる雑記だぜ今回は!

ZV-E10のようにファインダーがないカメラだと屋外・屋内共にMFでのピント合わせ激ムズ問題

ZV-E10背面

ZV-E10はファインダーがないので、本体背面のモニターで被写体とかを見ながら撮影する仕様です。

動画を撮影する時とか、普段オートフォーカス(自動でピント合わせるやつ)で使う分にはファインダーなしでも概ね問題なし。

しかしながら困る場面も。

ファインダーがないと困る場面

  • 青天時の屋外での撮影
  • 室内含めマニュアルフォーカスで小物とかを撮影
  • 撮影に集中したい時

屋外で晴れてると画面見えません。結果ピント合わせや設定変更が激ムズに。

とくにこの夏はとにかく日差しが強くて、オールドレンズで遊んでる時とかなかなか苦行でした。

室内でも、フィギュアとか撮る時はマニュアルフォーカス使うわけですが、ピント合ってる部分に印つける機能とか使ってもわりとミスる。わりとアレ目安として役に立たないぞ!

そして地味にデカいのが3つ目で、例えば外でカメラ使ってる時ってまぁまぁ周りの目が気になるんだけどファインダー搭載機だとそういうのを遮断できる。(遮断しすぎて通行の邪魔とかになったらそれはそれでダメだが)

またファインダー越しだと視界が制限される結果、構図考えたりする時のやりやすさも意外とモニターとファインダーの差がデカいなと最近T-20とかEOS 20D使ってて思った。余計なものが見えない結果画面内に何が写ってるかに集中しやすいと言うか。

なお逆にモニターの便利な時もありまして、例えば地面スレスレの花とかを撮るならバリアングルやチルト液晶のモニターの方が圧倒的に良いです。

フィギュア撮影時もモニターは基本的には体勢的には便利ではあるかな。しっかり狙った位置にピント合わせやすいのはファインダー通した時なので一長一短なのだけど。

そんなわけでメインカメラとして一番よく使ってるZV-E10なんですが、静止画用としてはファインダーないのでやっぱり扱いづらい時も多いわ!という。

オールドレンズ使用時はファインダーが欲しい

SUPER-TAKUMAR

オールドレンズにハマり始めた電子レンジマン氏。

普通のレンズはクソ高いので気軽に増やせません。

しかしオールドレンズなら、安いと数百円〜それなりに性能高くてもジャンクで数千円から買えます。

状態がバラバラで当たりとハズレがあるのも宝探し的な楽しさがある。

で、オールドレンズはもう使われてない規格のマウントが採用されてるものも多いです。

しかしマウントアダプターを使えば最新カメラでも使用可能、とくにZV-E10でも使われてるEマウントはアダプター豊富。

私も今Aマウント、M42マウント、Kマウント、FDマウントのアダプターを持ってます。

しかしながらマウントアダプター、規格が異なるやつを無理やり使う関係上基本マニュアルフォーカスでしか使えません。

モードとしては「絞り優先」モードにして使う感じですな。(長い間よくわかってなくてシャッタースピード有線とかにして使ってたんだけど、普通に絞り有線にしてレンズいじったら他の設定自動調整されました)

ということでZV-E10を外でオールドレンズで使う際や、室内でフィギュア撮る際に困るのがさっき言ったようにわりとピント外してしまうことです。

撮影時は画面上合ってるっぽいわりにブレる。そもそも手ぶれ補正とかないのでシャッタースピード落としたりするとブレやすいというのはあるけど。

とりあえず手ブレは室内なら三脚とタイマー使えばいけるが、やっぱり基本的にファインダーでしっかり見て撮った方がカメラ構えて持った時の安定性含めいいよね(室内でも見やすい時あるよね)ということで、ファインダー付きのEマウントカメラが欲しくなってきた。

静止画撮影用に安いEマウントファインダー付きデジカメを買おうと思いNEX-6導入

ZV-E10はUSB-C端子なことに加えてマイクが音質良かったりバリアングル液晶だったりと動画撮影において都合が良いので、これをわざわざ手放すのも微妙。

ということで一旦、NEX-6を導入してみることに。

NEX-6は10年くらい前のモデルですが、ファインダー付きのEマウントデジカメなのだ。

NEX-6

画像はSEL20F28を装着した状態。

Amazonで24,800円ほどでしたが、1回買ったら画面ぶっ壊れてるのが届いたので返品後別の店で買い直すという地味に面倒なことになりましたね。

NEX-6

ZV-E10と違ってダイヤルですぐにモード変更ができるのが特徴。ただしホワイトバランスとかは画面で操作して設定しないといけない感じだった。

NEX-6

ファインダーを搭載しています。

この画面がEOS 20Dとかみたいな光学系ファインダーじゃなくて電子ビューファインダー(EVF)ってやつなんですが、良いところもあれば悪いところもありましたね。

良いところは、ある程度明るさとかホワイトバランスとかの設定を反映した状態で画面を見ながら撮影できること。要するに下のモニター見ながら撮影するのをファインダー内でできるみたいな感じ。

EOS 20Dのような光学系のファインダーだと目で見た風景がそのまま出てくるので、細かい設定は自分の感覚を元にいじって勘で撮影するような感じになります。

で、使ってみた感じたNEX-6のEVFのデメリットですが、案外実際撮影してみると画面表示と撮影されて出てきた写真の色合いとかが違ってるんですよね。

また古い機種だからか表示がけっこう粗い感じだし、肝心のマニュアルフォーカスでのピント合わせも思ったよりうまくできなかったという。

NEX-6

3週間くらい使ってみたんだけど、これあえて持ち続ける意味もないか…?という感じになってきた。

元々X-T20があってそっちのほうがEVFの表示キレイだしイメージと違う写真が出てくることもないし、また出てくる写真のクオリティは質感が良くて満足度高い。(写真の出来については発売時期の違いに加えて単純にX-T20で使ってるレンズが高額で性能高いやつなせいもあるかもだけど)

NEX-6

まぁとはいえけっこう良い感じの写真自体はちらほら撮れてるけども。これはFDマウントの50mmF1.8のやつだったかな…?

NEX-6

これはPENTAX-Mの50mm F1.4のやつ。

NEX-6

これもそれだったと思われる。

で、改めて調べてみるとX-T20向けのXマウント用マウントアダプターもそれなりに出てるということで、じゃあそっちに静止画撮影をまとめる感じでNEX-6はもういいかということに。(最初からそうしてれば良かったやつだがX-T20をここまで気に入ると思わなかったから仕方ない)

で、ついでに前紹介したSEL20F28もあんまり使ってないというかこれ動画撮影用に使えると思って買ったら案外画角とかが自分に合わなかったので売却。

こいつらはPixel Foldの購入資金の穴埋めとなりました。

まとめ

というわけで今月は前紹介したEOS 20Dや返品になってしまったE-PL2に加えてNEX-6も買ってたんですが、NEX-6は速攻で手放す感じになりました。

今後はジャンクEFレンズで遊ぶ用のEOS 20Dと動画撮影やブログ用写真素材撮影に使うZV-E10、外でスナップ撮影的な感じで活用するX-T20みたいな編成かな。

X-T20

X-T20が手持ちの写真撮影用カメラとしては一番気に入ってますね。佇まいの格好良さ+合わせて買ったレンズが良いこともあってか出てくる写真のクオリティが高い。

最近はブログ用のフィギュアとかの写真もこいつで撮ることが多いです。

そういえばX-T20で動画撮影検証したことないけどどうなんだろう?場合によってはこいつ1本に絞ってもいい気もしなくもない。ちょっとこれで電子レンジマン試しに撮影してみるか。

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