2018年頃から急速充電器の小型化が進んでいて、Ankerからも様々なコンパクト充電器が発売されています。
PowerPort Atom PD 1は、かなり小さいサイズながら30Wという十分高めの充電性能を備えています。
私も発売直後に購入して1年程度使い続けていて、様々なメリット・デメリットがわかりました。
小型なのは良いんですが、正直見逃せないデメリット(主にサイズに関する)もありますね。
今回はAnker PowerPort Atom PD 1の使用レビューをしてみたいと思います。
目次
Anker PowerPort Atom PD 1はコンパクトサイズが特徴
これがAnker PowerPort Atom PD1の本体です。
iPhoneの標準充電器が1周り大きくなったくらいのサイズ。
コンセントに挿すとちょうど正面にUSB-Cポートがあります。
Appleの18W急速充電器と比較
iPad ProやiPhone 11 Proに付属している、Appleの急速充電器(18W)と並べてみました。
充電性能はAnkerの方が上ですが、本体サイズは厚み以外Ankerの方が小さいです。
Anker PowerPort Atom PD 1のメリットまとめ
しばらく使って感じたメリットがこんな感じ。
- 小型・軽量なのは見逃せない魅力
- 充電性能も十分、MacBook AirやiPadも充電できている
スマホを充電してみる
実際に、手元のスマホ(Galaxy Note10+)を充電してみました。
20時13分時点で残り28%。
約80分で満充電に。
途中ちょっとSNSとか使ったうえでこれだけ早ければ、問題なしですね。
MacBook Airを充電してみる
30WはMacBookなどに付属する充電器と同じ充電性能なので、ノートPCも充電できるぞ。
14時40分時点で残り19%、ここから充電します。
2時間後の16時56分に満充電に。
2時間で80%充電できているので、十分ですね。
ただしもっと充電性能が良い充電器のほうが、充電スピードをさらに短縮できて便利だと思います。
↑例えばこれは61Wなので、大きめのノートパソコンの充電にも良いんじゃないでしょうか。
サイズ重視ならAnker PowerPort Atom PD 1のコンパクトさは魅力的ですが、充電性能も兼ね備えた製品を求めるなら他社製品も要チェックですかね。
Anker PowerPort Atom PD 1のデメリットまとめ
デメリットは以下の2点で、両方ともわりと重大。
- ゴロッとしてて薄いカバン等に入れづらい形状
- プラグ部分は収納できないので、体積自体は小さくない
厚みがあるので、どうしてもカバンの中で消費するスペースが広くなるんですよね。
いっそ縦×横はもう少し長くなっても良いので、薄ければ薄い収納スペースに収まりやすくて良いんですが…。
せっかく本体が薄いのにプラグが折り畳めないので、消費スペースが結局ほぼ2倍になるのも難点。
プラグで他の機器を傷つける心配も。
上記2つのデメリットが解消されているのがこちらの充電器なので、今から買うならこっちにしたほうが良いかも。
まとめ
コンパクトさは魅力、充電性能も問題なしですが、厚みと折り畳めないプラグは難点。
デメリットを踏まえても小さくはあるんですが、「小さい+使いやすい」にはなってない印象。
個人的には今から買うなら、「Anker PowerPort III mini」がオススメに感じられます。(まだ持ってないのでそのうち入手してレビューしたい)
充電器は日々新しい・高性能/携帯性アップの製品が登場しているので、定期的に新製品情報をチェックしてより良い物をゲットしましょう。