
どうも、電子レンジマンです。
このブログは半分仕事・半分日常的な話題でやっていく感じなので、たまには見ているアニメとかの感想をまとめておこう。
目次
【朗報】特撮ヒーローは卒業しました
ゼッツの3話までは見たんですが、今年は多分もう今後コレにハマることもないだろうと思い結局そこで脱落しました。
「なんでこいつはこう考えているんだ?(不自然)」「これは違和感があるけどどういう意味?(多分解決されることはない)」みたいなのが3話までの段階でもうけっこうな量出てきていたんですよね。
あまり比べたくはないのだがガヴは登場人物に感情移入できるし、やや中盤以降ドラマが単調気味とはいえ話の不自然さもあまりなかったので最後まで楽しめました。
コレが序盤からある作品はいくら途中から本筋のドラマが勢い出てきたとしても私が乗ることはできないというのはギーツとかで散々味わっております…!
流石にもうライダーで浪費するのは誰の得にもならんだろうなという感じで、早々に見切りをつけました。
ゴジュウジャーも「オタクがネットで騒いでるオタクに向けて実況させるために作ってるだけ」という印象を私は受けた(実際どうかは知らん)ので5話で脱落しているかつ、ウルトラマンもアーク以降はどうせ途中で見るのを辞める関係で1話すら見なくなっている結果ついに「現行特撮完全卒業」という事態になってしまった…!
ニチアサを一切見ない状況って実は久々で、戦隊はルパンレンジャーVSパトレンジャーからブンブンジャーまで全部見てます。
ライダーもガッチャードだけ1月で力尽きましたが、エグゼイド以降はたまに2ヶ月くらい止まって後から追いつくことはあっても全部見てたし…
それ以前もどっちかは追ってることがほとんどだったので下手すりゃボウケン・カブトのとき以来かも。(キバゴーオンの年も完全な毎週視聴ではなくまばらに見てましたが)
そもそも6歳くらいで卒業するジャンルをよくもまぁこんなに長く見たよねって感じですが、ここまで完全に力尽きたのはなかなか感慨深くはあります。
では、今見ている番組の話をしよう…!
今見ている番組・特撮編
特撮見てるじゃねーか!!!!!
大戦隊ゴーグルファイブ
ゴーグルファイブは1クール目がそこそこ面白かったものの、デスマルク大元帥が出てくるちょっと前辺りから異様にドラマが薄くなってきてだいぶ焦っている時期が長かったですね。
妙に「夏休み中だから話を進められない時期なんです」みたいなムードが漂いつつ、内容は「敵がゲストの家の近くに基地を作ったりしててゲストが狙われてそれを追うゴーグルファイブ(ほぼ個人回なし)」みたいな度を越した薄さの似たような話を連発。
ゴレンジャーから本作まで全話見てますしダイナマンやバイオマンもある程度見てますがぶっちぎりで内容が酷いレベル。(コレ以前の作品でも1~2クールくらいつまんなさが続くことは実は多かったんですがそれらと比べても内容がなさすぎ)
これはもう駄作だわ…と諦めかけたところにさらに伝説の「ゴールデンスピア」が登場、1分以上くらい延々続く狂気のバンクは名乗り・何故か省略されないロボ合体バンク・地球剣と組み合わせていよいよドラマの尺のなさを極めるのかと思われましたが…
ゴールデンスピア登場回自体はデスマルク大元帥が若い女にうつつを抜かしている状況以外面白くなかったものの、登場後突然ドラマパートやアクションのクオリティが急上昇し、ダイナマン以降の水準にまで一気に引き上げられるという驚きの事態に。
とくにこの記事を書いている段階で配信されている黄島衝撃の裏切り回や、黄島と青山の友情回、園児を爆破に巻き込みまくるブラック変身不能回辺りは良かったですね。
諦めずに見続けてよかったと強く感じさせられる作品でした。
救急戦隊ゴーゴーファイブ
現行の戦隊見てない代わりに旧作を2本見てるので戦隊を見る時間自体は例年より長いというね。
ゴーゴーファイブは前後のギンガマンやタイムレンジャーと比べて見返す機会が何故か個人的にないため今回の配信をきっかけに全部見ちゃおうと思って見てるんですが、前後の作品に負けない面白さはありますね。
とくに敗北前後編の出来が凄まじく良かったんですが、それ以前も小林靖子脚本回はもれなく名作・宮下&山口回も良し(稀に外すけど)みたいな感じで面白い回の多さはけっこうなもんだと思います。(武上回は最初の3本がかなり良かったものの新アイテムを出すとかのイベント回中心に割り当てられる都合かその後はなんかパッとしない話が多い)
強いて言えば前半は敵が「仲が良くも悪くもない真面目寄りの兄妹4名+執事で着ぐるみが内4匹を占める」でピエールがやや面白いくらいなのと、2クール目に地球最大の危機的な回を連発しすぎて肝心のグランドクロス完成時点では完全にダレてたのはアレでした。
登場人物たちの格好良さと共に過剰なまでの感じの悪さも絶妙なバランスで毎回出してくるのがなかなか新鮮で、ただ主人公たちが憧れの対象になるだけではないリアルさがある作品ですね。
太陽戦隊サンバルカン
配信で改めて全話見ましたが、やっぱり「作品としてまともなのは圧倒的に後半・面白い回が多いのは前半」という印象でした。
とにかく前半は太陽戦隊の3名が外に出てこず(サファリか司令室かサファリパークにいるだけ)、序盤は嵐山親子がドラマを動かし1クール目終わり頃からは鮫島の出番が増えてくるみたいなかなり歪な内容。
基本的に外に俳優が出てこない関係で変身した状態で現場に駆けつけるので、変身シーンも全然ありません。
ただし結果として岸田森がめっちゃ活躍していたり、主演3名を個別に動かせないぶんゲストのドラマや大局的な話が壮大で面白いときもあったりするのが前半ですね。
メインメンバーの回で面白かったのは鮫島の過去が明かされるレスラーモンガーの回なんですが、この回で強めに鮫島が掘り下げられる代わりに後半は空気化…
また変身後しか外に来ない代わりに変身後のアクションがとにかく多くて、3名しかいないからテンポも良いという結果オーライなところもあります。
大鷲から飛羽への交代後はメンバーの個別回的なものが一気に増え(というか飛羽回が多い)、敵側もまともな強敵のアマゾンキラーが追加されて従来の戦隊っぽくなりだいぶ見やすくなりましたが「いつもの戦隊の見たような回」も増えていったような印象。
また極端に飛羽偏重となるので、わりと単発ヒーロー番組に片足突っ込んでる感じなのはアレです。(でも格好良い)
後半で地味に良かったのはアマゾンキラー主役回で、立場がやばくなってきたアマゾンキラーが作戦を成功させて状況を立て直せるのか…という完全に敵側主軸の内容なのが新鮮でした。(一応怪人との戦いはあるけど全然サンバルカンは出てこない)
仮面ライダースーパー1
スーパー1を全話見たことで、昭和ライダーはZXまではとりあえず全部見たことになりましたわ。(あとBLACK2作品を見れば制覇ですかね)
スーパー1は前半のドラマが非常に良くて、毎回ドグマが珍奇な理想郷構築作戦を展開していくスタイルがそれまでのライダーとちょっと方向性が違っていて新鮮でした。
定期的に武闘家が出てきて対決することで拳法要素も確保されていて、さらに登場人物を絞った結果無駄なキャラがいないのも良かったです。
後半は前半と真逆で、ジュニアライダー隊が出てきた結果「いる意味のない小僧ども」が大量発生して画面が無駄にごちゃつくうえに沖一也がドラマパートからほぼ消失するとんでもない事態が発生。
べつに子どもたち主軸の話にするの自体はいいんですがキャラが立ってないモブ状態で何十話もお出しされても困るぞ…(名前すらマサルしか覚えてない)
あと女性レギュラーを増やしたものの全然いる意味がないから名前さえ覚えられないというスカイライダーの二の舞い的な問題も発生、ドラマの中身も基本的に無となりかなり苦しい回が多かったです。
ただし後半はジンドグマの幹部連中のトークパートという非常に面白い空気感の要素が新たに追加されてそこは良かったので、総合的には1年分見て満足でした。
また後半もいつもの昭和ライダー路線で展開される伊上勝回は面白い回が多かったとは思います。(とくに仮装パーティー回は良かった)
仮面ライダーBLACK
ついに始まりましたね、レンタルビデオとかで散々見てはいますが全話通してちゃんと順番に見たことは実はないので今回の配信で制覇します。
とにかく画面が暗くて(テレビパワーのとこだけ点滅するけど)ドラマも直前のスーパー1後半と比べてかなり真面目なムードでありつつ、やってることはわりといつもの仮面ライダー(人々が敵にさらわれるのを救出する系)ではあるというところが良い塩梅ですよね。ガヴもそんな感じでしたが。
めっちゃ真面目な空気が出ている結果、わりと三神官が頻繁にアホっぽいムーブをしていることを見逃しそうになるのは要注意ポイントだと思っています。
今見ている番組・アニメ編
アニメもちらほら見てます。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
珍しく最新アニメですがコレは良かったですね、あんまラヴコメ的な作品見ないんですがこれは「主人公も女」という要素が入ることで見やすかったです。
べつにとくに百合好きなタイプの人間ではないんですがワンクッション挟まることでむしろ話に入り込みやすくなった感じ、中学時代に人間関係で挫折した主人公が高校で頑張ろうとする話なわけですが感情移入しやすかったですね。(これ男だったらもうちょっといけすかない感じになってたかもしれない)
原作とコミカライズ全巻音速で揃えたくらいには気に入ってます、劇場版も楽しみですね。
野原ひろし昼メシの流儀
これ今期最高傑作ですね、同じ回を5回とか10回見返すというぽんのみち以来の奇行に走ってしまっています。
「みんな知っているあの野原ひろし」が孤独のグルメ的なことをやるアニメなわけですが、「ひろし感」の出し方が絶妙。
普段はしんちゃんやみさえたちと一緒にワイワイやってるわけですが本作だと川口とか部長くらいしか出てこない結果あまり極端な奇行もなく、「ひろしだけどひろしすぎない、だけど概ねひろし」みたいな不思議なムードを漂わせてます。とくに漫画が顕著。
そしてしんちゃんたちがアニメだと一切出てこない一方で(漫画だとピカチュウのふゆやすみ形式で出てくる時とかある)、アニメは声が付くことで「みんな知ってる野原ひろし」感は総合的に少し強まってます。
表情やリアクションもアニメのほうが野原ひろし感が少し強いですかね、漫画はもっと乾いててそれはそれで面白いですが…
孤独のグルメのドラマは飯を食うシーンではめったにトラブルが起こらない(基本的に実在の店だから)んですが本作は飯を食うシーンでこそ色々な問題が発生、結果的に原作の孤独のグルメっぽさはむしろ昼メシのが強い説はあります。
ひろしは一般的なサラリーマンとしてあの世界に存在しているので、量が多いと「食べ切れるのか問題」が発生するのもなんか新鮮ですね。井之頭五郎なら音速で食べるので…
金曜の夜にクレヨンしんちゃんを見られる日々やおなじみの15分×2話フォーマットという懐かしさも魅力、30代のわしらにとってありがたい存在です。
ネガティヴハッピィ
YouTubeで配信されてるアニメーション作品ですね、最近知った作品で「顔は良いけどクズのアイドルたち」という1行説明だけ聞くとなんかすごいよくありそうなやつなんですが、会話が面白いし顔が良いので気に入って見てます。
「なんだかんだで良いところもあるよね」と「いくらなんでも邪悪すぎるだろう…」を反復横跳びし続けつつだんだんその移動する幅が広がっていってる感じ。