2024年のヨドバシ福袋(2024年夢のお年玉箱)に応募してみたら、Xiaomiの夢だけが当選!
6,000円の時点で元々1万円台で買えるRedmi 12CかRedmi Note 10Tくらいしか候補がなかったわけですが、開封してみると…
はい、Redmi 12Cでした。うわぁ~~~~~~
ということでだいぶ絶望感はあるんですが、Redmi 12Cをせっかく入手したのでとりあえず開封して使ってみた感想をまとめます。
ちなみにおまけで入ってたモバイルバッテリーも2,500mAhの小容量かつmicroUSB端子という微妙仕様ですが、Redmi 12Cとの組み合わせならまあありか…?
でもRedmi 12Cのバッテリー容量は5,000mAhなので、その半分も充電できないのはイマイチだな。
サイズが小さいのは良いです。
目次
Redmi 12Cの外観をチェック!
こいつがRedmi 12Cの箱です。
元々1.5万円くらいで本体のみを普通にヨドバシやAmazonから買えてしまうくらいに安いスマホがRedmi 12C。この時点でもう「よほど性能低いってことじゃん」となり、なかなか絶望感があるわけですね。
というわけでこちらが本体背面です。
プラスチック製ボディーで、わりと質感は悪くないです。
ザラザラしたラインの入った加工が面白いし色もきれい。
指紋センサーが背面にあるのも良いけどアウトカメラの横にあるのは間違えてレンズを触ってしまいそうでイマイチではある。
指紋認証センサーの精度自体は普通といったところでした。
イヤホンジャックは本体上部にありますね。
右側面に電源ボタンと音量ボタンがあります。
左側面にSIMスロットがありまして、nanoSIMが2枚入りつつ別にmicroSDカードを入れることも可能です。
デュアルSIM+microSDの利用が行えるのはけっこうレアなパターンで魅力的なんだが…
充電端子がmicroUSBポートになっているのが、Redmi 12Cの最大の欠点であります。
ここのせいで10段階評価するにあたって3点くらい減るんじゃないでしょうか。
今が2018年~遅くとも2019年春くらいならギリギリmicroUSBポートでも許せたんですが、2023年になってから発売された端末でmicroUSBはヤバいでしょ。
iPhoneもついに2023年のiPhone 15シリーズからUSB-Cになり、今やUSB-Cじゃない機器はかなり減っている中でまさかのmicroUSB。
裏表があるし充電も早くないしで、マジで利点がないぞ。
OPPO A77辺りもコイツに近い低価格スマホですが、あいつはUSB-Cだったりメモリ4GB・ストレージ128GBだったりするので色々とRedmi 12Cに勝っている…。
Redmi 12Cの画面はこんな感じで、解像度はフルHD未満なのでちょっとぼやっとしてたりします。許容範囲内の綺麗さだとは思いますが。
インカメラは水滴型ノッチなんですが、これもまぁ低価格スマホだから最新のパンチホール仕様じゃないのは仕方ないかな。とくに使ってて困るもんでもないし。
そしてRedmi 12Cにはケースや保護フィルムが付属してません。
保護フィルムは非光沢のやつが貼ってあってその下に普通の光沢フィルムかなんかが貼ってあると見せかけて、実際は剥がすと何もないので注意。
安いケースとか保護ガラスはAmazonで色々売ってます。
Redmi 12Cのスペックは低いの?高いの?Antutuベンチマークテストやゲーム性能
Redmi 12Cのスペックは、2023年の1万円台スマホということで非常に低いです。
価格(IIJmio) | 17,820円→MNP時一括2,480円 |
CPU | MediaTek Helio G85 |
メモリ | 3GB |
ストレージ容量 | 64GB |
画面 | 6.71インチ、1,650×720 |
重さ | 192g |
カメラ | アウトカメラ5,000万画素+深度センサー/インカメラ500万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
おサイフケータイ・防水 | ×/IPX2・IP5X |
とくに凄いのがメモリがたった3GBなことや、画面解像度が1,650×720でフルHD未満なことですかね。
まぁ後者はスマホの画面サイズなのでそこまで問題ないんだけど、前者は動作にわりと明確に影響してる感じがあります。
246341点というAntutuベンチマークテスト結果で、まぁ数値的にはそこまで悪くない気もするんだが…。
ただAntutuベンチマークテスト、何度かあきらかにやり直しみたいな変な挙動になっていたりはした。
で、動作なんですが…
まず初期設定の時点で、ボタンをタップしても反応するまで1秒くらいは間が発生するんですよね。
この反応の重さの時点で、いくら新品6,000円とはいえこんな動作重いスマホに金払ってしまったのかぁ…というけっこうな絶望感がありました。
ホーム画面に行っても、アルバムアプリやブラウザアプリなど開く度に一々同じように待たされてしまいます。
アルバムアプリは開いても写真を昔のパソコンのブラウザみたいな感じでかなりテンポ悪めに表示するし。
もちろんゲームの動作も悪く、私がたまに遊ぶ基本的に低スペックでも普通に動くゲーム「MJモバイル」も実況ボイスが途切れまくり、牌を切るときとかも絶妙にもっさりという。
まぁMJモバイルは実況ボイス切れば最低限遊べますが、プリコネなんかはかなりガタガタな感じ。
プリコネさえ重いとなると、当然3Dゲーム系はもう遊ぶという概念が頭に入ってこない感じです。
一応ブラウザを見る・動画を視聴するといった程度なら最低限こなせますが、このRedmi 12Cをメインスマホとして使うのは絶対にお断りな感じですな…。
Redmi 12Cのカメラレビュー|屋外はまぁまぁ、室内ではかなり微妙
Redmi 12Cのカメラで撮った写真は、まぁ屋外かつ晴天時ならギリギリ行けるかな…?
青空の色なんかはだいぶ微妙。10年以上前のスマホのクオリティーって感じです。
曇りの日だとこんなもん。まぁこれも見られる範囲内の出来にはなってますな。
どうにも冴えない感じはあるが…
うん、まあ5~7年くらい前の激安スマホからするとかなりクオリティー良くなってるとは思います。
屋内で撮った写真も見てみましょうか。
うがあ~イマイチ!
これはホワイトバランスを手動調節できない関係で、背景とかの色に引っ張られて微妙な写りになるのです。
屋内でのフィギュア撮影とかは厳しいですな。
動画撮影もブレまくりで歩きながらの撮影とかは無理なので注意。
Redmi 12Cはどんな人におすすめ?子供やお年寄りのはじめてのスマホとしてアリなの?
そもそも価格が安いので動作が悪いのは仕方ないと言われればそれまでなんですが、この動作の重さでは連絡用としてもちょっと不安があります。
例えば塾などの習い事で帰りが遅くなる子供に持たせたとして、連絡が必要なときにこのスマホが本当にちゃんと動くのか?
アプリを1個しか起動してないような状態でも既に重いので、フリーズとか心配になるぞ。
カメラもいまいちだしゲームは無理だし、何をするにも基本もっさりだしということで、買い与えたところで不満だらけにはなるでしょう。
結果生活において常に子供から「このスマホ使えない」的な文句を言われ続け、鬱陶しい感じになる可能性もあります。
私が中学生とかならこれ持たされたら永遠に文句言い続けると思います。
お年寄りに持たせるはじめてのスマホとしても同様で、何をするにもなんかストレスなので「スマホなんて全然使えないじゃん」的な感じになりすぐ触らなくなってしまうと思われます。結果LINEとかを全然使ってやりとりできないみたいなね。
まとめ|Redmi 12Cはどんな人におすすめ?
というわけでRedmi 12C、6,000円とはいえかなり厳しかったです。私は利用を断念して、既に手放してしまいました…。(売った金額で別のスマホでも買おうと思います)
スピーカー音質はちなみに普通って感じですね、とくに良くないですがまぁ動画とか見るぶんには許容範囲ないです。画面の表示もちょっとYouTube動画見る程度ならそこはOK。
こいつはメインスマホとしてまともに使うのが厳しいので、データ管理・書類等閲覧用みたいなサブスマホとして使うのが妥当だと思います。
microSDカードを入れでデータを拡張できるので、サーバーアプリみたいなのを入れて他のスマホからデータを読み出すのにも良いんじゃないでしょうか。
あるいはSIMカードを2枚入れられるので、頻繁に乗り換えをしてスマホを安く買う勢の方々のSIMカード管理用とかモバイルルーター代わりとしての運用とかもアリか。
あとはおまけとしてたまにちょっとブラウザやYouTube見る程度ならいけるかな。
とにかくスマホ玄人が用途を見極めて買うモデルって感じですな。こんなもんを福袋に入れて売っちゃ駄目だろ…。(余ってるものを売るのが福袋という点では妥当だが売った側の印象悪くなるレベル)