P30 Proでは、写真撮影時に最大50倍ものズームを設定できます。
「月も撮れる」と謳われているほどのカメラ性能なので、マニアとしては興味深い仕様。
しかしながら気になるのが、本当に50倍ズームは必要あるのか。
50倍ズーム、生活や旅行においてどれくらい活用できるのでしょうか。
実際に買って試行錯誤しながら写真を撮影し、P30 Proのカメラについて考えてみました。
↑私が購入しようとした時はもっと高かったんですが、2020年1月25日現在だとマーケットプレイスから8万円程度より買えます。
目次
遠くの看板を拡大
遠くにゲーセンの看板があるけどちょっとなんて書いてあるか分かりづらいので、ズームしてみましょう。
<1倍>
<5倍>
おおっ、店名の下の文字まではっきり読める!
<10倍>
看板の近くで撮ったみたいなズーム度に。
じゃっかん全体のディテールがぼやけた感じになってきました。
<50倍>
「ゲームがいっぱい」の表示さえ見えなくなり、店名が大写しに。
20年前の安いデジカメみたいな表示になってしまいましたが、確かに50倍ズームの拡大率は凄いです。
遠くの森を拡大してみる
続いて、森をズームしてみましょう。
<1倍>
経っている位置からかなり遠くに見えてます。
<5倍>
一気に森が目の前に迫ってきた感じです。
遠すぎてわからなかった木の形や色も、よく分かるようになってきましたね。
<10倍>
平らな土地がほとんど消えて、さらに木が大きな表示になりました。
しかしやっぱり、ちょっとぼやけた感じで厳しめ。
<50倍>
もはや何がなんだかわからないですね。
フィギュアに徹底的に近づいてみる
最後に、このブログのメインコンテンツの1つだと思われるフィギュア撮影でズームを活用しようとする。
<1倍>
ちゃんと撮れてますね。
<5倍>
5倍にすると一気に小さいフィギュアを大写しにできました。
真ん中だと背景しか見えないので少し左に寄って撮影。
10倍以上は、同じ位置からピントを合わせるのが無理でした。
まとめ:面白いけど実用的なのは5倍まで
最大50倍ズームの拡大具合は確かに驚異的ですが…
流石に10倍以上の拡大率になると全体的にぼやけた感じになったり、近くにあるものはピントを合わせられなかったりで厳しめでした。
とはいえ5倍ズームまでならかなりキレイ+大きく表示できていて、十分実用的だと思います。
また10倍や50倍ズームは、活用できる場面を見出すのも難しいですね。
ぼやけた感じになるのを抜きにしても、大きく写りすぎるので、「そこまで寄らなくていいわ」となりがち。
5倍ズームまでなら「ちょっと遠くにあるものを大きく写す」使い方で活用しやすいかと。