ブックオフで、古本全品20%オフ!夏のスーパーセール! そんなCMを見てふと思ったんですが(この記事の大部分をけっこう前に書いて放置してしまっていたのがここでわかってしまう)… 古本を買う機会ってすごく減った気がするんですよ。
あくまで激減しただけで、一切買ってないわけではないですが。 一時期ビートルズに凝ってた時は関連書籍をだいたい中古で買ってましたし、最近ではガルパン関連の戦車映画解説本を中古で買ってます。
要するに中古で買うしかないものはやむを得ず中古で買ってます。
さて、大学生の頃まではブックオフに日々入り浸っていましたが、振り返るとその時点でもあまり買ってなかったかも。 高校生の頃はジョジョを古本で揃えたりしてたから、高校時代が古本購入のピーク。 なぜ最近古本を買わなくなったか考えてみました。
・セールが全体的に渋い
ブックオフのスーパーセールのCMを見て、「古本最近買ってないな」の先に思ったのが「たった20%引きで大セール扱いって…」ということ。
昔って半額とか、もっと安くしてたような?
・普段の値段も新品と大差ない 一応今も月に数回はブックオフに行っているんですが、行く度に思うのが中古本の値段の高さ。
昔は、例えばジャンプの単行本なら100円か200円でした。(日焼けとかで状態が悪いと100円)
それが私が高校~大学に通う頃には200円の本が250円くらいになって、今はもっと高いこともあります。
そこまで出すなら差額が100円あるかないかなので、もう新品で買えばいいじゃんという感じ。
・Kindleで買った方が安い・早い・場所を取らない 私はあまり古本を買わなくなりましたが、マンガとかマニア向けの解説本とかを買う量自体は実はそれほど減ってないです。
Kindleは新品より数十円~数百円安いし、「破壊屋ゲン激安セール」みたいな感じで人気マンガを安売りすることもあるので、数千冊は買ってます。
お店に行かなくて良いから、読みたくなったらすぐ買って読み始められるのも嬉しい。
例えば今ブックオフでターちゃんを探しても古いからあんまり置いてないけど、Kindleなら即全巻買えますからね。
さらにKindleなら場所も取らない。 震災で集めていたおもちゃやゲームソフトなどがけっこう壊れて以降、(その程度で済んでるだけマシですが)、「諸行無常」が胸に刻まれました。
いつか何かが起こって消えるかもしれないものを大量に持ち歩くのは、引っ越し代も高くなるし良くないです。
Kindleならいつでもネット上にデータが残っているから、場所をとらず消滅の可能性も低いので一石二鳥。(Kindleが終わる時って、もう世の中に決定的な変化が起こっていてそれどころじゃない状況の時でしょう)
・(ブックオフは)古い本を全然置いてない
マンガやゲーム、CDなどを集め出してから15年くらい経ってるわけで、時代の流れに従って市場には古い商品が出回らなくなってきてます。
私が熱心に中古本を集めていた2000年代後半って、まだまだ70~80年代の本も気軽に買えたんですよね。
しかし2020年代に突入する現在では、流石に減ってきてしまいました。
私は終わったものにしか興味がないですし、今普通に買えるものや電子版があるものはさっきも言ったようにKindleで買ってしまいます。
必然的に中古ショップで探すのは、電子版が出てないかつ古いものに偏りがち。
それらが実店舗にない結果、お店での購入頻度が下がっていると考えられます。
余談ですが、電子書籍の普及に伴い絶版になっているマンガを気軽に読めるようになってきているのは大変ありがたいですね。
昔は数千円出さないと買えなかったマンガが、今数百円で読めるので、良い時代です。
・「所有欲」が減ったため、レンタルコミックやネットカフェでも普通に読むようになった
諸行無常スピリッツは日に日に増していまして、もう超人気作品は休憩がてらレンタルやネットカフェで読めばいいじゃん!とも最近思ってます。
レンタル等で気に入ったものは、一応作者への敬意として電子版で買ってますが…。(言い訳)
これって、私が大学生の頃までは絶対考えなかったと思います。
電子書籍などのデータ商売が市民権を得る前は、「金を払ってるのに、手元に残らないのは絶対嫌だ!」という思いがありました。
今は学生じゃないため手元にあるお金をある程度自由に使える&余裕がある状態。
さらに電子版普及と諸行無常で「現物が手元にある必要なし」の考えが生まれたため、ついに「借り物でも良いじゃん」というところまで来ました。
・(今更だけど)古本は汚れがね…
古本って、一応買う前に状態を確認していても、実際にじっくり読む段階でめっちゃ汚いページがあったりするじゃないですか。
あのときのがっかり感が辛いのも、古本を極力買わなくなった原因ですね。(図書館で本を借りる機会も、同じ理由で年々少なくなってる)
・まとめ
考え方と中古・新品書籍市場そのものの変化で、古本屋に行ってものを買う機会はだいぶ減ってきました。
今後もよほどのことがない限り、古本のマンガとかを買う機会は増えそうにないです。
でも古本屋が減ると、休日の暇つぶしスポットが減るから嫌だなー!(完)