Galaxy Z Flip3を今更買ってしまいました!
ドコモへ乗りかえつつ新品買おうかと思ったんだけど、たまたま中古6万円台半ばで売ってる在庫があったのでそれを買ってみました。
購入した理由は、Galaxy Z Fold4がとにかくスマホとしてはデカ重なので対極に位置するFlip系ってどうなのかな?と思ったため。
Z Flip4は流石に予算が厳しいので今回はスルーですが(そこまで使い勝手に差がなさそうだし)、Flip3が良かったら将来的にFlip5辺りは手を出してみることがあるかも。
目次
Galaxy Z Flip3を開封して外観をチェック!
これがGalaxy Z Flip3の本体です。今回はau版の、クリームカラーを選択しました。
この薄い黄色のカラーリング、なかなか他のスマホにはないので非常に気に入っています。
ただしFlip4だとクリームはなくて、ボラパープルという紫色がラインナップされてるんですよね。あとピンクゴールドか。
見てください!Galaxy Z Flip3のカメラ、ほとんど出っ張っていません。
折りたたんで持ち歩くコンパクトさが売りの機種だからか、望遠レンズをあえて非搭載にしてレンズの出っ張りもなくしているという。
まぁ私は望遠レンズけっこう活用する派なのでちょっと悩ましい仕様ではあるんですが…、無理に性能を重視しすぎずコンセプトに沿ってカメラの形状を合わせてきてるのは良いと思います。
これがGalaxy Z Flip3のボタンだ!音量ボタンの下に指紋認証センサー兼電源ボタンがある。
真ん中で折るスマホだからコレばっかりは仕方ないんだけど、正直ちょっと指紋センサーは位置が上で押しやすいとは言い難いです。
Galaxy Z Flip3は顔認証にも対応しているので、普段は顔認証を使うようにすればまぁデメリットは緩和されますかね。
画面側はこんな感じで、まぁ正直真ん中の折り目は目立ちます。
明確に段差になっているので、触ってても「ここ折り目だね」とわかる。
そしてフレーム部分はちょっと盛り上がってるので、ホコリが隅に溜まりやすいのも難点ではあります。
なお保護フィルムは最初から貼られているんですが、私が入手した個体はちょっとズレてました。う~む…
充電端子はUSB-Cです。イヤホンジャックはなし。
充電ケーブルが付属していました。
なおケースは今回前所有者のものが付属していたので除菌だけしてこいつを使うことにします。
スマホリングも貼ろうか迷うんだけど、どうしよう…?
ちなみにアウトカメラの横部分はサブ画面になっていて、ここに時計とかを表示可能です。
Galaxy Z Flip3を使ってみた感想
というわけで、Galaxy Z Flip3の使用感について色々書いていきたいと思います。
バッテリー持ちはそれほど良くないが1日は使える
厳密には今回買ったやつ購入から3~4ヶ月間経っているという中古品なので、新品状態でのレビューではない前提になりますが…
Galaxy S21と同程度のバッテリー持ちですかね。Galaxy Z Flip3。
夜中100%の状態にして朝起きたら97%くらいになっていて、使い始めるとガンガン減っていきます。
写真撮影したりSNS見たり、外出先で調べ物をしたりしていると夜にはバッテリー残量20%を切ってくる感じ。
ただ出勤とか通学時と休憩時間に使うだけならおそらく朝から晩まで持ちますけど、旅行とかで長時間調べ物をする場合はモバイルバッテリーを用意しておいたほうが良いと思われます。
自転車に乗る時などにポケットに入れても邪魔にならない
なんといってもGalaxy Z Flip3で優れているのが携帯性。
私はよく自転車で移動するんですが、この時にポケットにGalaxy Z Flip3を入れていても全くじゃまになりません。
尻の右ポケットにエコバッグを入れてるんですが左ポケットにGalaxy Z Flip3を入れるとちょうど左右で厚みが均等になる感じ。
Pixel 7 Proだととにかく圧迫感があったんですが、Galaxy Z Flip3になった結果スマホを入れているという感覚は完全になくなっております。
ただケツとサドルに挟まって押し潰れる形になると画面ぶっ壊れそうだからそこは注意か。
コートとか着てるならそっちのポケットに入れるのが当然ながら安全。冬は厚着なのでこの辺も問題ないですね。
とにかく重量が軽いので持ってて疲れない
Galaxy Z Fold4は重量が200gを余裕で超えてるし、Pixel 7 ProやiPhone 14 Proも重量級だったんですが、このGalaxy Z Flip3は軽量。
Pixel 6aを自宅で使っているときも度々思いますが、やっぱりスマホって軽いほうが良いですね。
自宅や電車移動中などに長時間触っていても、Galaxy Z Flip3なら疲れることはないでしょう。
片手操作はやや難しいサイズ感(右手ならなんとか)
Galaxy Z Flip3はかなり縦長の画面なので、やっぱり片手操作は難しいですね。
指紋認証センサーの位置を踏まえると真ん中あたりを握ることになりますが、そうなると画面の下の方はちょっと手を動かさないと触れません。
と左手で持ちながら書いてたんですが、右手だと親指で指紋認証できる状態でありつつ一応下の方にも指は届きますね。私の場合は。
スマホって普通の人は右手で持つんですかね?私は利き手が右なんですが、左手でスマホ持つことが多いです。
やはり開閉はまぁまぁ手間だけどFoldより手軽なので慣れてくる
Galaxy Z Fold4はそこそこ力がいるというか両端を持ってゆっくり折る感じなので開閉時にけっこう気を遣うんですが、Galaxy Z Flip3は正直片手でも頑張れば開け閉めできる感じのやわらかさ。
外でも気軽に開いたり閉じたりできるんですが、そもそもGalaxy Z Fold4は閉じたまま外で使うことが圧倒的に多いから「使うためには開く必要がある」という前提のFlipとちょっと違うか。
使う時に画面開くのはまぁ普通のスマホより工程が1つ多くなるので手間ではありますが、開閉自体はそれほどハラハラ感がなく気軽に行えるのでやがて慣れてくる感じです。
画面分割は無理に真ん中を意識しないほうが良いとは思った
Galaxy Z Flip3の公式サイトだとこんな感じで画面真ん中で分割してアプリを2つ同時に使うみたいなやり方を見せてくれていますが、まぁ確かに折り目をごまかすならこのサイズ比が良いとは思う。
ただ上の画像を見れば分かる通りめっちゃ動画画面に余白できてるので、普通に動画は上3分の1くらいの状態にして折り目またぎつつ下にSNSなりブラウザを表示した方が良いとは思います。
かなりの縦長画面なので、動画を表示してもある程度ブラウザ等のスペースを広く取れるのは良いですね。
スピーカーの音質が良いので動画視聴や音楽再生もなかなか快適
Galaxy Z Flip3のスピーカー音質は良いと思います。
動画とか音楽とかゲームをこのスマホで利用しても普通にOKって感じ。
ここは流石ハイエンドスマホといったところか。
サブ画面は時計表示が便利といえば便利
Galaxy Z Flip3ではサブ画面に時計とかカレンダーとかを表示可能。時計は壁紙を自分で撮影した写真とかにもできるぞ!
音楽コントロールやタイマー、ストップウォッチなども横にスワイプさせれば表示できますね。
じっくり機能使うなら普通に開いて使ったほうが良いので、あくまで作業中などの補助で使うような感じで活用していくことになるかと。
正直時計も画面タップして表示するの面倒くさい。常時表示にすればいいのかもだけどこのスマホのバッテリー持ち考えるとあんまりそれも現実的ではないような気がする。
UQ mobileをeSIMで契約してる結果au PAYがこのスマホで使えない問題
私は現在UQ mobileをサブ回線で1つ契約しているんですが、こいつがある結果au PAYのログイン時にUQ mobileのSIMで認証しないといけないようになっているんですよ。
で、UQ mobileはPixel 7 ProのeSIMに登録しています。
Galaxy Z Flip3はeSIM非対応、通常のnanoSIMでしか利用できません。
結果としてau PAYのログイン認証をGalaxy Z Flip3で行えない=少なくともUQ mobileを解約するまではGalaxy Z Flip3でのau PAY決済はできないという地獄が発生中。詳しくは以下の記事にて。
Galaxy Z Flip4ならeSIM対応なので、私のような変な状況になっている人でも普通にeSIMのデータ移行すればいいためこの問題は発生しないと思われます…。
Galaxy Z Flip3のスペック|プロセッサー以外は抑えめな部分も
Galaxy Z Flip3のスペックは以下の通り。
価格相場 | 未使用品が7~8万円程度、今回は中古64,000円で購入 |
CPU | Snapdragon 888 |
メモリ | 8GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 6.7インチ、2,640×1,080/サブディスプレイ1.9インチ、260×512 |
重さ | 183g |
カメラ | アウトカメラ1,200万画素+1,200万画素/インカメラ1,000万画素 |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
おサイフケータイ・防水 | 対応/IP68 |
全体的に2021年時点のハイエンドといった内容ですが、ストレージ容量が128GBと少なかったりアウトカメラに望遠レンズが付いてなかったりするのは注意点。
実際の動作は文句なしにサクサク、挙動に違和感を覚える場面は一切ないです。
画面リフレッシュレートが120Hzなので、スクロール表示もなめらか。有機ELなのでもちろん画面自体も明るくて発色も鮮やかとなっておりますよ。
AntutuとGeelbench5をやってみた
Antutuベンチマークテストの結果は703788点でした。
Geekbench5はシングルコアが1046点、マルチコアが3242点でした。
どちらも成績は充分良いです。
Snapdragon 888搭載スマホの例としてZenfone 8のAntutuベンチマークテスト結果確認したら778032点でした、それと比べるとちょっと落ちるな。(GPU数値に差がある)
ゲームはドルフィンウェーブもプリコネもサクサク動いている
ドルフィンウェーブのスクショ貼るとGoogleに怒られるので文字のみになりますが、スペック低いスマホだと動きが落ちるドルフィンウェーブもGalaxy Z Flip3ではサクサク動きます。
まぁPixel 6aでも問題なく動いてますけども。(発熱凄いが)
プリコネなども問題なく遊べているので、ゲーマーにも問題なし…だけどストレージ容量が128GBなので、あんまりゲーム大量に入れると埋まっちゃう点には注意ですな。
私の場合普段使うアプリ+プリコネ+ドルフィンウェーブ+アリスギアで合計30GBくらいにはなってます。プリコネの容量が9GB弱あってデカすぎるんですよね…。
Galaxy Z Flip3のカメラで写真を撮影してみた
そういえばトウカイテイオーのプラモ買ったのにレビュー書いてなかった。
Galaxy Z Flip3のカメラは1,200万画素の標準レンズと超広角レンズ搭載、それぞれF1.8とF2.2。
見ての通り非常にキレイに写真を撮れます。
そして本体重量が183gしかなくそこそこ軽量なので、片手で持ってレフ板で光当てて撮影みたいなこともしやすい。Fold4やiPhone 14 Proよりは。
とくにピントが合いづらいとかもないし、私としては文句なしですな。
2倍ズームくらいならまったく違和感なく大きく撮影可能。
屋外の写真も良い感じに鮮やかに撮影できてます。
なおAmazonのブラックフライデーとかで金使いすぎた結果外食に行く予算がないので、今度どっか行けたらその時に写真追加します。
まとめ
Galaxy Z Flip3、これは確かに何年もこのシリーズを続けているだけある魅力的な端末だと思いました。
いかんせん価格がまだまだ一般の人の手に届く金額ではないのが悩ましいですが、軽くてコンパクトでありつつ折り畳める結果画面のサイズは大きく使えるのがとにかく面白い。
型落ちのFlip3なら探せば6~7万円くらいでも買えることがあるし新品もドコモオンラインショップで乗りかえ8万円台とかなので、今から手に入れてみてもいいと思います。
これは来年Flip5に手を出す必要性があるかもしれんな…。なかなかいいぞ。