Galaxy Tab S11を案件で借りて使ってみたらなかなか良かった一方で、iPad AirがiPadOS更新で発生したバグによりキーボードすらまともに使えなくなったため買い替えました。
そして私は夏にGalaxy Z Fold7を購入しておりましたので、Galaxyのタブレット的な大画面端末が手元に2台あるという非常に特殊な事態に現在なっているのです。
そうなってくると気になるのは、「タブレットのGalaxy Tab S11と折りたたみスマホのGalaxy Z Fold7は併用できるデバイスなのか、あるいはどちらかを選ぶのが良いのか」的なことで。
今回は両方を所有している私がそのへんについて雑談する回です、というか正確にはGalaxy Tab S11を買ったら特典でキーボードを手に入れられたので、これの打ち心地を検証するために喫茶店でブログを更新したいというのが主目的だったりしますわ。(どうでもいいね)
目次
AndroidタブレットであるGalaxy Tab S11を選ぶメリットとデメリット
Galaxy Tab S11は11インチ画面のAndroidタブレットです。
タブレットにはタブレットの良さが、やっぱり色々あるわけですな…!
11インチ横長大画面は動画視聴や漫画の見開き表示のようなコンテンツ消費に便利
Galaxy Tab S11はiPad系と違って横長の大画面であることが特徴、動画再生などではかなり大きく最新の横長16:9コンテンツを視聴できたりします。
また横にも縦にもそれなりに広い結果、漫画などの見開き表示にもこのタブレットは強いです。
文庫版漫画よりちょいでかいくらいのサイズで漫画を読めますね。
一方で縦で1ページ単位で雑誌や漫画など読む場合はやや上下が余る(表示サイズもiPad Air>Galaxy Tab S11)かつ、中途半端に細いうえで上下に長いので持ったときの安定感がiPadと比べるとイマイチに感じます。
まあ最終的には慣れればいいんですが、私の場合2012年にiPad2を買ってから長い間iPadとともに生きてきているのでちょっと慣れるのが今からだと難しいとは感じてたり。
SoCはMediaTek Dimensity 9400+で快適、Snapdragonじゃないがゲームも高画質でサクサク
Galaxy Tab S10系以降はまさかのMediaTek系SoC採用となりまして、今まではSnapdragonの最新ハイエンド向けSoCだったことを踏まえると物足りなく感じる方もいるでしょう。
私もそう思って去年はGalaxy Tab S10系を買いませんでした。
しかし実際のところ最近のMediaTekのハイエンド向けSoCは普通にかなり高性能かつゲームもちゃんと動くやつが多い感じで、学園アイドルマスターなど非常に快適に遊べておりますわ。
最高画質60fpsでも問題なし。
また私はそもそもタブレットでそこまでゲームを色々やるわけではないので、まぁそれなりに遊ぶ学マスがちゃんと動いてくれれば問題なかったりはするのです。
3Dゲーム系で遊ぶにはちょっと画面が大きすぎるかも
ただし実際問題11インチタブって手で持ってゲームをする場合はやや大きすぎますかね、持ってゲームするなら9インチくらいまでがちょうどよいかなと最近思ってます。
このタブレットで縦で学マスやるとめっちゃ表示が大きいですけど、結果としてボタンとか押しづらい感じがあります。
ゼンゼロとかも本体重量がそれなりにあるし、置いてコントローラーで遊ぶならいいだろうけど持って遊ぶのはややキツイかも。
また3Dアクション系ゲーム、目の近くに本体がある状態で遊んでてグリグリカメラ動くと酔うぞ。
アクセサリーのキーボードカバーとマウスを組み合わせてノートパソコン的運用も
この記事はスタバでGalaxy Tab S11を使って書いてますが、このようにマウスをBluetooth接続しつつ純正キーボードカバーをつければほぼノートパソコンみたいな一式になりますわ。
まあマウスはいいとしてキーボードはかなり狭い(一応極力広く打てるよう頑張ってるサイズ感だけど)ので打ちやすいとは言えませんが。
高度な動画編集とかするならそもそもパソコンを買ったほうが良いと思いますが、文書作成・編集やブログ記事の投稿くらいなら行ける感じですね。
携帯性はどうしてもGalaxy Z Fold7に負ける
今日この記事を書くためにスタバに本体とキーボードカバーとマウス・マウスパッドをカバンに入れましたが、まあかなりかさばりますわ。
別途ソニーのα1 IIというカメラを案件で送られてきたレンズの作例を集めるためにカバンに入れた結果、地獄のように…とまでは行かないけどけっこう肩に負担のかかる重いセットが誕生しました。
さらに当たり前ですがスマホも必要なので、Galaxy S25 Ultraも持ち歩いているわけです。
流石にノートパソコンよりかは小さいし軽い一式ですが、仕事とか用にこのセットを持って歩くとどうあがいてもスマホとタブレット的なものがまとまっているGalaxy Z Fold7よりはかなりかさばる感じになるかと。
マウスとかキーボードカバーを抜きにしても11インチタブレットはそれなりに大きいので、それなりのサイズのカバンが必要です。
折りたたみスマホのGalaxy Z Fold7を選ぶメリットとデメリット
続いてGalaxy Z Fold7ですが、こいつは6.5インチサブ画面と展開時の8インチ画面を使える折りたたみスマホです。
こいつは絶妙なサイズ感かつ、今回薄型軽量化のためにわりと細かい部分の使い勝手が犠牲になっていたりもするんですがやっぱり最先端アイテム感は過去最高クラスですな。
1台にスマホとタブレットがまとまる…とまではいかんけど便利だね
今回サブ画面がかなり大きくなったため、閉じたままでスマホとして使う際のストレスがほぼなくなりました。
薄いし重さも215gとUltraより軽いため、本当にストレスなしです。まあ強いて言えば細長いからちょっと前のXperia的な感覚になるけど。
そのうえで開くと一気に大画面化。
ただし見ての通り正方形に近い特殊な画面サイズなので、わりと動画やゲームではこの画面サイズを活かしづらいときも多いです。
本領を発揮するのは以下のような場面ですな。
- ブラウザと動画アプリなどのマルチタスク運用
- 電車で座ってる時とかにとっさに大画面でブラウザ等見る
- 雑誌や漫画の1ページ表示
- 漫画の見開き表示(けっこう表示小さいけど)
- 地図アプリを広く表示
- ブラウザを大きく表示
- アルバムアプリなどで撮影した写真を大きく表示
動画は縦でそのまま全画面表示するのが一番良いかも、横向きにするとブラウザとかとマルチタスク表示にしないとインカメラの穴が画面に被る…。
メイン画面の使い方がすごく万能って感じではないかつそもそも開いても特殊な画面比率での8インチほどということで、完全にタブレットの代わりになるとは断言できません。
しかしわりと便利なタイミング自体は度々訪れますな。
私の場合昨年からカメラをよく買って撮影するようになってるので、撮った写真を大画面で手軽に確認できるのは地味に助かってます。
仕事系では使いやすくはないかな
Galaxy Tab S11のように外付けのマウスやキーボードを使って仕事で運用するのはあまり現実的ではないようには思います。
結局さっきも言った通り開いたところでそこまで大きくないので、机に置いたりしてじっくり作業するには狭すぎます。
まあせいぜいブラウザからブログを画面内キーボードで文字を打って更新するくらいが限度でしょうか。
今回Sペンが非対応なのも悩ましい
そもそもGalaxy Z FoldシリーズってSペンが別売りかつ本体に収納不可、画面の真ん中には折り目があって少しだけ段差みたいにもなってるのでUltraと比べると描き心地が良いとは言い難いわけですが…
それでもやっぱりイラスト作成とかできたのは便利だったので、今回のFold7が非対応になっちゃったのは残念でした。来年の復活に期待したいです。
まとめ
以上の通り、似てるようで似てないポジションのアイテムでわりと被らないです。
Fold7は折りたたみ「スマホ」と言うだけあってやっぱりあくまでスマホ、開いてもスマホの範疇ではある感じです。
Galaxy Tab S11はまさにタブレット、11インチの広い画面を使って仕事なり娯楽コンテンツ消費なりなんでもできますがかさばり度合いもスマホのFold7より圧倒的に上です。
つまり併用もしやすいですな。スマホをGalaxy Z Fold7にしてタブレットをGalaxy Tab S11にすれば最強な感じはある。
あとはFold7はそもそも25万オーバー、Galaxy Tab S11は10万円台前半なので導入の手軽さはやっぱり普通のタブレットなS11ですね。