タブレット

AmazonのFire HD 10 タブレット(2021年モデル)を入手したので使用して感じたデメリット・メリットをまとめていく【タブレットレビュー】

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Fire HD 10外箱
撮影スペース空ける手を抜いたのが丸わかりの両端

今年も色々なパソコンやスマホなど買いましたが、タブレットはあんまり買ってなかったんですよねそういえば。

というのも、iPad Airが良すぎてここから何か付け足す必要性を感じてなかった感じです。

そんなこともあって発売以降スルーしていたFire HD 10の最新モデルなんですが、ついに買ってみました。

というのも、先日ブラックフライデーでこの2021年版Fire HD 10が10,280円でKindle Unlimited3ヶ月付きだったんですよね。つまり実質7000円くらいなんですよ。

Kindle Unlimitedをちょうど冬休み期間に利用したかったし、コレはアリでしょう。

こんなに安いなら本体も最終的に持て余してもいいじゃんということで、買ってしまいました。

なお入手したのは最安だった32GBモデルです。

Fire HD 10ってどうせコンテンツ閲覧・視聴用になるので、本体にデータをたくさん保存することはないだろうという判断。microSDにも対応してますし。

Plusじゃないのも、「どうせコンテンツ閲覧用ならメモリ容量大きい必要もないのでは」という判断。

ということで今回は、Fire HD 10の2021年モデルを使ってみた感想をまとめます。発売からだいぶ経ってるので、単純に私が感じた使用感の話だけしていこうかなと。

Fire HD 10を開封!

Fire HD 10背面

というわけでFire HD 10の本体がこちらですが、質感はいつものザラザラした特に高級感ない感じ。

2015〜2016年くらいのFireタブレットはちょっとカラフルな路線だったりしましたが、最近はこの黒でザラザラ路線がずっと続いてますね。まぁ別にいいんですけども、新しいものを買った感が薄い。

Fire HD 10前面

前面は横向きが標準な状態になったのが最近のFireタブレット路線な訳ですね。

Fire HD 10ボタン

横持ち時の右側面に音量、電源、USB-C端子、イヤホンジャックがあります。

Fire HD 10スピーカー

本体上部にあるのがスピーカー。

Fire HD 10micro SD端子

microSD端子もあるぞ。

ということで仕様的には完全にいつもの感じ、安いタブレットなので指紋認証とかはないですが、あとは必要十分な仕様です。

Fire HD 10付属品

USBケーブルと充電器もちゃんとついてるぞ。そろそろUSB-Cや充電器持ってない人もだいぶ減ってると思うので(百均でも買えますからね)、来年辺りにはこの辺付かなくなりそうな気がする。

そして今回は、ケースも保護フィルムも買ってません。

どうせ安いものなので、これにわざわざ追加出費かけてコスパを下げるのはなぁみたいな判断です。でも人によっては、「安いから多少アクセサリー買い足しても出費は膨らまないじゃん」という考え方もあるのではないかと。保護ケースとかを買うかどうかは、君自身で判断してくれ!

余談ですが、私はタブレットに保護フィルム着けない派です。スマホのように常時ポケットとかに入れて持ち運ぶわけではないし、使う時も両手で操作するのでまず落とさないじゃんということで。

外に持ち出すときだけ画面カバーするケース付ければ良いじゃんみたいな感じで、iPad Airは基本的に本体のみで運用してます。まぁそんな事やってたら側面に傷入ったので、徹底的に丁寧に使うならせめてケースだけは常に着けておいたほうが良いんだとは思います。

Fire HD 10を使ってみた感想・メリットデメリット|実用的なレベルだが細かい不満点はいくつかある

Fire HD 10本体

というわけで、早速Fire HD 10を使ってみました。

アレですね、Fire HD 8 Plusと比べてもかなり万人向けな印象を受けました。Fireタブレットで迷ったらまず検討したいのがFire HD 10だと思います。

Fire HD 8も「わりと」快適に動作する感じでしたが、全くストレスがないってほどではなかったんですよね。

もっさり感は年々解消されてきてますけど、最新のPlusでも完全にサクサクってほどではないです。中の下くらいでしょうか。もっと古いFireタブレット系だと下の中〜上くらい。

このFire HD 10・2021年モデルは、だいぶサクサクですね。中の中の上くらいまで上がった印象

ブラウザのスクロールとかホーム画面の遷移とか、だいぶストレスなく行えますよ。

普通に使えるレベルまで来たのは良いよね。

とはいえ細かい部分にはまだ微妙なとこもあるので、これからデメリットも説明していきます。

安いタブレットなので、デメリットもそれなりにあるんじゃよ。油断はせずに、検討しておくれ。

ところで俺たち、誰なんだ?

画面の指滑りやタッチ感度はiPadなどと比べてしまうと微妙

Fireタブレット系の難点が、iPadなどと比べてしまうと画面の指滑りやタッチ感度があんまり良くないこと。ちょっと操作しづらい時はありますね。

Fire HD 10も、やっぱりちょっとキーボード入力時とかの成功率はiPadなどと比べてしまうとイマイチです。ここは価格相応なクオリティですね。

まぁたくさんブラウザを使うような人でなければそこまで気にならないと思いますが、一応購入する際は頭に入れておいた方が良いかなと。

ズーキーパーで遊んでみましたが、ちょっとタッチの反応悪くて操作失敗する時とかありました。

この辺は期待しすぎないほうが良いです。

キーボードは日本語入力の変換がいまいち

セイバーガンダムが「せいバーガンダム」になったりとか、日本語の変換は怪しいですね。まぁ、作品の固有名詞系はどうしても苦手になりやすいものですけども…せいバーは流石に変でしょう。

日本語入力の変換精度はAndroidで使ってるGboardやGoogle日本語入力>Appleのことえりみたいなやつ>Amazonのタブレットって感じです。

まぁ、四六時中ブラウザ閲覧するような激しい使い方をする人向けのタブレットじゃないので、そこまで気にならない人も多いかと思いますが…。そういう人はiPad買いますよね。

あと純正ブラウザ・Silkの検索エンジンが標準だとYahoo!なのもなんだかなぁと思うんですが、AmazonとGoogleが仲悪いのが原因なんですかね?設定で変えられるけども。

画面の綺麗さは動画なら十分、ブラウザは標準のスマホ表示だとちょっと見づらい

Fire HD 10の画面解像度は1,920×1,280とのことですが、最近の超高解像度なスマホとかパソコンと比べると若干ですがぼやけた感じがする時もあるような。大画面かつパソコンと比べると手元で見るからそう見えるのかな?

あくまで若干、Fire HD 10も十分高解像度ではあるんですけども。

ついでに言うとKindle(他の歳とも多分売ってるデータ自体は同じなんでKindleに限らずになってくると思われますが)の電子書籍漫画は解像度が妙に低いやつが度々あって、せっかくのフルHD的な高解像度をあんまり活かせてないのも惜しいですかね。Fire HD 10の不満というわけではないですが。

この辺はFire HD 8系とかだとそもそもの解像度が低いので、あんまり気にならない印象。

動画を見る分には十分な綺麗さですが、文字とか画像を閲覧するブラウザを活用する時とかは画面のクオリティはちょっとだけ物足りないかも。なんか白い色の背景だと特に発色とかにイマイチさを感じるような。iPadあたりと比べると青白い感じ?

あとブラウザが標準だとスマホ表示になっていて、広告とかがめっちゃ画質悪く表示されてて安っぽい雰囲気になります。設定でデスクトップ表示に切り替えるのがおすすめ。

デスクトップ表示はけっこう頻繁に切れてしまうので、何度も設定を変更しないといけないのがちょっと不便ですね。

この辺が面倒なら、諦めてGoogle PlayをインストールしてChrome使ったほうが良いのかも。非公式な手段なのであんまりおすすめしないですが。

ついでに言うとFireタブレットの画面ってめっちゃ反射するので、気になる人はノングレアタイプのフィルムとかを買うのがおすすめです。

でもノングレアだと液晶の綺麗さがだいぶ損なわれるので、なかなか難しいですよね。

明るさの自動調整が縦持ちだと誤反応しやすい

Fire HD 10のインカメラは縦持ち(縦長の状態で持つ)すると手のひらでちょうど覆われる位置にあるので、明るさ調整が誤反応しやすい感じがします。

ズーキーパーやってたらやたら勝手に画面が暗くなって難儀でした。

縦持ちで使う場合は、明るさの調整はオフにしておいた方が使いやすいです。設定からオフにできます。

スピーカーの音はそこそこ

流石に1万円台の機種なので、高音質ってほどではない印象のFire HD 10搭載スピーカー。

でもステレオで、ちゃんと横持ち時に両側から音が聴こえるので動画を見るのには十分良いです。

あと、横持ち時に上側にスピーカーが来るのが素晴らしいですよねFireタブレット系って。

例えばiPadだと、横持ち時に横側にスピーカーがあるので手で持つと塞ぎかねなかったりするわけです。

動画をどんな体制でも快適によい感じのステレオで楽しめるFire HD 10、良いんじゃないでしょうか。

10インチってやっぱり大きくてちょうど良いですね

7~8インチのタブレットも楽しいんですけど、タブレットとして実用的なサイズは10インチクラスだと思っております。

iPad Proの12.9インチまで行くとちょっとデカすぎて使いづらい感じしますが、10インチだと使いやすいうえで大きい。

持ち運ぶにしても10インチまでならかばんに普通に入ります。

7~8インチだとそんなにでかくないので、なんか使ってるうちに私は「スマホで良くない?」みたいな気がしてきてしまいがちなんですよね。

スマホと使い分けるなら、動画とかブラウザの閲覧しやすさがスマホを大きく上回りつつ携帯性が損なわれすぎない10インチがベストかなと。

まとめ

というわけで入手して1日使ってみたFire HD 10です。

細かい部分には不満があるものの、明らかに今まで使ってきたFireタブレットの中では動作が一番サクサクでよい感じですね。

とにかく安く、最低限"快適に"使えるタブレットを手に入れたい人にはFire HD 10がおすすめです。Fire HD8系は「最低限普通に使える」、7インチのは「最低限使える」くらいの感じですが、Fire HD 10はなんとか快適な域に達してます。

けっこう文句も書きましたが、2~3万円くらいのスマホでも同じような問題は起こりがちなので、通常価格でも15,980円という2万円を切る価格であることを考えると十分なクオリティだと思います。

もちろん徹底的に快適に使いたいなら、iPadとか前レビューしたLavieのタブレット買ったほうが良いとは思いますが。

Fire HD 10は、いわゆるコスパ高い系タブレットですね。主に動画とか電子書籍とかがメインで、たまにブラウザ使うくらいの軽い用途ならかなり快適です。

ゲームとかはタッチパネルの精度の高さとかがちょっと微妙な感じするので、iPadとかでやりましょう。そもそもAmazonのアプリストアには、あんまりゲームとか便利なアプリがないです。

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