年明けくらいからずっと実質24円で販売されていて気になっていた、ソフトバンク版AQUOS R7を今さらながら購入してみました。
今回は、AQUOS R7の使用感レビューになります。
AQUOS R7は1インチセンサー搭載のカメラが特徴、CPUはSnapdragon 8 Gen1搭載のハイエンド使用です。
正直R6は微妙な印象でしたが、今回のR7はどうなんでしょうか…?
目次
AQUOS R7を開封して外観をチェック!
というわけで早速ですが、AQUOS R7を開封して外観を眺めていきましょう。
これはすごいですね、ザラザラっとした感じの本体背面。
漆黒のボディが格好良い、これはブラックで正解だったかもしれんな。
この巨大なレンズ。
ぶっちゃけポケットから取り出すときとかにけっこうここに手が当たって邪魔ではありますけどもね。
SIMスロットとmicroSDカードスロットが地味に分かれてます、microSDカードは本体に直接入れる形。
あとイヤホンジャックが今もあるんですね。
側面はなんかFREETELの低価格モデルみたいな感じになってます。正直むしろ高級感薄い感じの処理。
USBポートは下にあります。
画面は平らになってるので保護ガラスとか貼りやすいんだけど、このスマホ画面内指紋認証で保護がラストの相性が基本的に悪いらしいです。
保護フィルムはガラスより貼りづらい感じなので、せっかく平らなのにちょっと残念ではあるな。
平らな結果、AQUOS R6のように端が黒く見えて見づらいよ!みたいな問題も起こらないです。
インカメラはGalaxy S23 Ultraとかみたいな感じで真ん中にパンチホールレンズ状態。
ケースや保護フィルムは別で買う必要あり|OVER'Sの保護フィルムとSpigenのリキッド・エアーを買った!
AQUOS R7にとくに付属品はないので、ケースや保護フィルムは自分で買う必要があります。
画面内指紋認証なので、保護ガラスはどうやら指紋認証使えない可能性高い。
またケースは正直安っぽい微妙なやつが多くて微妙…。
ということでOVER'Sの保護フィルムと、比較的信頼性が高いケースメーカーであるSpigenのリキッド・エアーという保護ケースを買ってみました。
どうせ本体24円なので、ケースは1,899円のやつを買ってみたぞ!
保護フィルムの方はOVER'Sのいつものやつって感じで、慣れれば貼りやすいです。
前書いたPixel 7aのレビューを参考にしてくれ。
貼り付け時にこまめにチリを除去しながら貼っていけばOKだ。
AQUOS R7のリキッド・エアーはまぁ可もなく不可もないですかね。
とりあえず頑丈そうなのは良いんだけど、ちょっと汚れやすいかな。上の画像見て分かる通りちょっと触っただけで手垢が付くのです。
そこそこ滑りづらい。レンズ周りは少しだけ出っ張ってて、ボタンはちゃんと保護されてました。
上部はイヤホン端子部分が空いてます。写真で全然見えてないけども。
とりあえず、コレにスマホリング着けて使っていくか。
そこそこ手に馴染みます。
AQUOS R7のカメラ性能は?
AQUOS R7は1インチセンサー搭載で、カメラレンズは4,720万画素の超広角レンズ1つで標準画角と望遠ズームを利用する形となっています。(なお測距用のセンサーも搭載)
カメラはアップデートも行われていて、現在は夜景や料理、HDR撮影の画質・ズーム時の解像感が向上していたり、ビデオ撮影時の色・露出・手ぶれ補正改善や暗所の逆光時のオートフォーカス改善なんかが行われているらしい。
うおっ!確かにかなり背景ボケてるわ。これが1インチセンサーのパワーか。
<参考:Galaxy S23 Ultra>
Galaxy S23 Ultraもけっこう接写時に背景ボケるけど、AQUOS R7のほうがより強烈なボケ方してる感じしますね。
これ完全に同じ条件で撮り比べたほうが良いな、ちょっと後日再検証しますわ。
<参考:ZV-E10+SEL50F18>
流石にAPS-Cサイズのセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラには勝てないです。
再びAQUOS R7に戻って。
いや~、なんか良いですねコレ。
今回のAQUOS R7は合いとかも全然良い感じでかなり良いじゃんこのカメラ!って感じがするぞ。
AQUOS R6のときはなんか撮影条件が悪かったかもしれないですね、あるいはなんか内部処理がまだそんなに良くなかったのか。
ただ、ちょっとピント合わせとかのテンポはGalaxy S23 Ultra等と比べて悪いかな。
謎オブジェ撮ってみた。
逆行状態。
なるほどな。
なるほどな。
背景ボケを期待してあじさい撮ってみた。
背景良い感じじゃないですか?
日差しの向き逆の位置からも撮ってみた。
なんかAQUOS R6のときはもっと謎のギラギラ感があったと思うんですが、かなり落ち着いた良い自然な色合いになりつつ被写体が強調されてる感じするな。
どうでもいい歩道の注意書き、1倍。
2倍。
青空や料理写真をGalaxy S23 Ultraと比べてみる
Galaxy S23 UltraとAQUOS R7で少し撮り比べもしてみました。
<AQUOS R7>
屋外の写真もキレイです。青空は自然よりな色合いですね。やや薄い色合いって感じのムード。
<Galaxy S23 Ultra>
Galaxy S23 Ultraは空の色若干盛ってる感ありますが、その盛りによってキレイなのもまた事実って感じはあるかな。
<AQUOS R7>
料理写真はなんか落ち着いた感じだな。
あんまりむやみに色とか盛られてない感じするかな。ゴロゴロ煮込みチキンカレーうまかった。
<Galaxy S23 Ultra>
米が黄色いな…!
米の粒感はGalaxy S23 Ultraの方がよく表現されてるけど、米の白さはAQUOS R7の方がキレイかもしれん。
肉はGalaxy S23 Ultraの方が味が詰まってそうな上品な色合いに見える。
一応フィギュアも撮影してみた
室内でフィギュア撮ってみた、AQUOS R6と比べて離れろみたいな表示も出ず撮影しやすくなった感じする。
写真自体の出来もとくに問題ない感じですね。
そもそもR6のときと撮影環境が大きく変わってるので、前回のを比較対象にして良いのか謎だが。
ただし望遠レンズはないので、離れた位置から撮影した場合はデジタルズーム的な使い方になるぞ。
AQUOS R7のスペック評価|Antutuベンチマークテスト結果は?ゲームは快適に遊べる?
AQUOS R7のスペックは以下の通りで、全体的に高性能仕様となっています。
AQUOS R7の主なスペック・価格 | |
価格(ソフトバンク版) | 189,360円→新トクするサポート適用で実質42,720円 |
CPU | Snapdragon 8 Gen1 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面 | 6.6インチ、2,730×1,260 |
重さ | 208g |
カメラ | アウトカメラ4,720万画素+測距用センサー190万画素/インカメラ1,260万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
おサイフケータイ・防水 | 対応/IP6X、IPX5、IPX8 |
microSDカード対応なので、本体容量を拡張できるのも嬉しいメリットですね。
画面内指紋認証と顔認証にも対応しています。
発売日は2022年7月8日なので、1年前の型落ちとなっていますが代わりに家電量販店などでは実質24円などの投げ売りも度々行われていますよ。
正直定価はかなり高額、いくらハイエンドとはいえ流石にGalaxy S22 UltraやXperia 1 IVと比べても購入ハードルが高めでしたが、今の実質24円だと激安と言える価格設定。
なおOSは当初Android 12でしたが、現在はアップデートでAndroid 13を利用できます。
Antutuベンチマークテストをしてみた
AQUOS R7のAntutuベンチマークテスト結果は777728点でした。
まぁこんなもんか。
確認したら去年のXperia 1 IVが707860点だった。
Geekbench 6をテストしてみた
Geekbench 6はシングルコアが1717点、マルチコアが3805点でした。
プリコネやドルフィンウェーブの挙動について
プリコネなんですが、初回起動のGoogleゲームとの連携時にやたら重くなってフリーズしかけました。挙動が怪しい。
ただしゲーム開始後はとくに問題なく、サクサク動作してますね。
スクショは左右に出る感じか。縦長画面ということで。
ドルフィンウェーブはXperia 1 Vよりもむしろサクサク動作しています。
ドルフィンウェーブ、やっぱりXperiaと相性が悪くてXperia 1 VやXperia 5 IVでは極端に動作重いって感じなんですかねコレ。
その他AQUOS R7の使用感まとめ
最後に、AQUOS R7の使用感諸々についてまとめます。
2022年発売のAQUOS R7だが、2023年基準で考えても満足できる仕上がりなんだろうか…?
本体スピーカーの音はそこそこ良い
AQUOS R6は「コレもういらねぇ」と即決した程度には本体スピーカーの音が最悪だったんですが、AQUOS R7の音はそこそこ良いと思います。
Galaxy S23 UltraとかXperia 1 Vと比べてしまうと雲泥の差がある感じしますが、全然許容範囲内の音にはなったな。
なおなんか通知音系の音が微妙にこもった感じの音なので、無駄に悪く聴こえる気がするぞ。
本体サイズはちょうど良い
本体サイズは大きめですが、現代において動画やゲームなどを含め快適に楽しむにあたってはベストなサイズ感だと思われます。
片手操作は厳しいので、スマホリングとかは使ったほうが良いけども。
画面の発色が独特、標準だとかなり濃い目の味付けになっている
AQUOS R7は標準だとかなり色が濃くて、流石に不自然ではこれ?ってレベル。
ただし設定アプリで画面の色合いをナチュラルに変更すれば、そこまで気にならなくなりました。
標準だとおススメになっていますね。
まとめ
というわけでAQUOS R7ですが、かなり良い感じですよコレ。
細かい部分で気になる点はあるので、今後使っていくことでどうなるかって感じではあるけども。
やっぱりカメラが良いですね、1インチセンサーと度重なるアップデートのおかげかかなり「カメラ」って感じのクオリティになってるんじゃないかと。
ちなみにLEITZ Phone2というバリエーションもあってそっちが本当は一番欲しかったんだけど、残念ながら投げ売りで見かけないんですよね。そもそも置いてある店が少ないが。
こっちもなんかそのうちしれっと投げ売られる気はするがどうだろう。
とりあえず今後もAQUOS R7について色々記事にしていきたいと思っております。