先日購入したP30 Proはストレージ容量128GBで、写真や動画をたくさん保存する場合はちょっと不安あり。
microSDカードを使って、容量を増設したいところです。
しかしP30 Proを含めてファーウェイの高価格スマホの一部はmicroSDカードに非対応で、専用のNM Cardというメモリーカードを使わなければストレージ容量を増設できません。
国内でのファーウェイのポジションが厳しい状況である今、買う意味はあるのか…?とは正直悩みました。
しかしあまりネット上でのレビューも見かけないし、容量は余裕があるに越したことはないということでとりあえず買ってみました。
目次
NM Cardのパッケージ・外観
これがNM Cardのパッケージだ!
NM CardはnanoSIMサイズでかなり小さいんですが、パッケージはなんか妙にデカいです。
今回は写真や音楽用に絞り、少なめの64GBを選択。(正直いきなり大容量の高価格版を買うのは抵抗もあった)
裏面には使い方とかが書いてあります。
NM Cardはnano SIMサイズ
これがNM Cardだ!
うん、見た目は完全にnano SIMですね。
裏面は真ん中に線が入っていて、結構違います。
NM Cardを他のメモリーカードとサイズ比較!
他と並べるとこんな感じ。
左からnanoSIM、NM Card、microSD、PS VITAのメモリーカード。
比べてみても、やはりnanoSIMと同じサイズですね。
SIMスロットに入れて使用開始だ!
P30 Proはnano SIM用スロットの裏面がNM Card用になってます。
NM Cardを使ってみた感想
可もなく不可もない、見た目が違うだけのmicroSDカードですね。
ファイラーアプリでもSDカード扱いだったりする。
買って良かったのは間違いないです。容量が増えるし。
しかしmicroSDカードと大してサイズも変わらないし、やっぱりこいつの存在意義って「ファーウェイが儲かる」くらいしかないような…。
microSDカードからNM Cardにすることが、軽量化とかにつながってたりするんですかね?
とくに目に見えてmicroSDより優れた部分はないのに64GB3000円ほどで、価格が高いのは難点。
転送速度の大まかな感想
なお90MB/sでデータを転送できる仕様で、ちゃんと測ってはいませんが30GBくらいある手元(本体ストレージ内)のデータは40分程度で転送されてました。(やや速度が不安定だった印象)
P30 Pro(USB 3.1 Gen1、最大5Gbps)のNM Cardへ650MBの動画ファイルをMacBook Air(最大10Gbps)とUSB 3.1対応USB-Cケーブル(最大10Gbps)で接続して転送した際は、13秒ほどかかりました。
今後ファーウェイが復活できれば、こいつを活用できる場面が増えてくるのかも。
しかし現状、仮にファーウェイが甦れても「こいつは亡きものにして素直にmicroSDカードを使わせてくれ!」とはどうしても思っちゃいますね。
Amazonで販売されているNM Card
Amazonでは純正のNM Cardが販売中。
私が購入した64GBモデルは、2,900円ほどでした。
128GBモデルは出品者によっても異なりますが、6,000円前後。
普通のmicroSDカードなら↓のように3分の1程度の価格で買えるので、割高感は否めない。
しかし実は、謎の互換品は4,300円程度で割安になってます。
できれば安くて大容量な方が嬉しいですが、メーカー名が入っておらずいささか心配だったので、今回は純正の64GB版を選んでます。
チャレンジで買うにしては高いので、私としては純正品の購入をおすすめしたいです。