
カワバンガ!電子レンジマンです。
GR IVを11月に入手してから4ヶ月くらい経ったので、今回はGR IVの長期使用レビューを行いたいと思います。
結論から言うと、GR IVは正直持て余してしまっていました。
GR IIIxは頻繁に使う機会があるのですが、GR IVはどうにも使い所が難しく無理やり使っているようなところもあり…。
ここらで手放して、べつに欲しいカメラであるNikon Z50II辺りに買い替えてみようかと思っていたりします。
目次
GR IVの写りには文句無し
RICOHの最強コンデジであるGR IVはAPS-Cセンサーを搭載しており、35mm換算で28mmの焦点距離で撮影可能です。
流石に写りについては文句無しとなっております。

例えば外出先で料理を撮影するのに良いですね。絞りを調節できるので、スマホカメラみたいにボケすぎて「なんでここだけやたら強調してるの?!」みたいな写真になることもありません。

風景とかもキレイに撮影可能です。
スマホカメラみたいに過剰な補正がかかったりすることはなく自然な写りなので、やっぱり撮れる写真の満足度自体は高いと思います。

センサーサイズが大きいので背景のボケも出そうとすれば大きく出せますね。

あとマクロ撮影にそれなりに強いのも良いです。
手ブレ補正があるので、失敗率も低いですかね。
コンデジだから携帯性抜群、威圧感もなく利便性高し

GR IVはコンパクトデジタルカメラですが、このサイズ感は文句無しニメリットだと思います。
一般的なデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラだと、レンズを交換できる関係で装着時はどうしてもかさばるんですよね。

GR IVはスマホ2台分くらいの厚みではあるものの、レンズは普段収納されているのでポケットとかにも余裕で入るサイズ感となっております。
鞄の隙間とかにもらくらく収納可能、気軽に持ち出せるのは良かったですね。
小さいので使っているときも周りに威圧感を与える(と使っていて自分が感じる)こともなく、例えば外食で料理を思い出として撮影したいと思ったときもけっこう気軽に出せるんですよね。
旅行中の撮影とかでも素早く撮影できて便利。
ミラーレス以上だとちょっとゴツくなるので、「こいつ随分過剰な装備で撮ってんな」という空気は出ちゃうような気がするんですがGR IVは大丈夫です。(実際そんなに周りがメシとかの写真取ってて気にすることってないとは思うので、撮る側のこっちの考えすぎな感じはあるかもですが)
また本体重量もバッテリーやmicroSDカード込みで約262gと軽くて、旅行とかで持っていく際に重さがストレスになることもなかったです。
片手で持ちながら延々歩いては撮りたいものを撮ったりとかもしましたが、全然苦にならない重さでしたね。スマホのやや重い機種くらいの重量なので。
軽くて小さいコンデジの魅力は大きく感じられました。
GR IVを使っていて気になったデメリット
GR IVの写りやサイズ感は良かったのですが、色々と気になるデメリットもありました。
バッテリー持ちが悪い
USB-Cですぐに充電できるので減ったら充電すればいいし、バッテリーの交換品を持っておけばすぐ入れ替えて使えるわけですが…
基本的にGR IVの電池持ちは悪く、そこまで酷使していない私でもけっこう頻繁に充電していました。
たまに取り出して使おうとするともうけっこうバッテリーが減ってる…みたいなことが多く、外出先で電池切れになったことはないもののストレスが大きかったです。
もっと頻繁に使っているはずのGR IIIxのほうが電池持ちが良いように感じていて、なんだかなぁという感じ。
28mmという焦点距離が難しい
GR IIIxは40mmの焦点距離で、広すぎることも狭すぎることもない結果「メインの被写体+少し背景」みたいな構図で撮ることが多いです。
また自宅の室内で使う際は、この記事のGR IVとiPhone 17 Pro Maxを並べた写真なんかもGR IIIxで撮ってますが小物撮影用として活躍してくれています。
40mmだとあまり被写体が歪まず無駄なく撮れる感じなので、慣れれば活用しやすいようには思います。
一方でGR IVの28mmという焦点距離は、「広いけど広すぎない」みたいな本当に絶妙なやつなんですよね。
昔だと28mmって広角の範疇だったっぽいんですが、現代だとスマホカメラの焦点距離が23~26mmくらいなので「スマホより微妙に狭い」みたいな本当に中途半端に感じてしまう画角です。
私はスマホカメラに慣れてることもあり、GR IVだと「なんか中途半端にだだっ広いな」か「微妙に足りないから後ろに下がらないと…」みたいな調整が頻繁に必要になって手間な感じはありました。
画角がスマホに近いこともあり、「作品」的な写真を撮るのはけっこう難しいかもしれない。
そして最近のスマホカメラは高性能化しているため、わりとスマホで似たような写真を撮れてしまうのも悩みどころで…

一応こういう背景ボケが強い写真とか、逆に全体にピントが合って見えるパンフォーカス的な写真を狙って撮りたい時は良いんですが、普通の風景とかを撮ってる時は「これスマホでもそこまで変わらんクオリティーで撮れるよな…」みたいな気分になることは度々ありました。
スマホカメラのたまに過剰すぎる調整を回避して良い感じに撮れるのは良いは良いんですけども。
結局次第に「GR取り出して起動するよりスマホ手にとってカメラ起動したほうが早いよね」という感覚も生まれてきて、「高いものを買ったから無理矢理GR IVを使っている」みたいな感じにもなってきました。
操作性が微妙、AFは少しでも暗いとイマイチな印象

GR IVは操作性が微妙だと思っていて、なんといってもまず露出補正のボタンが右端にあってけっこう誤って押してしまいやすいです。
絶対GR IIIxの上のダイヤル的なとこに備わってるヤツのほうがご動作しなくて良いと思います。
あとオートフォーカスのモード切替とかもどこからできるんだっけみたいな感じになりやすかったり、コンデジの限界はあると思いますが設定関連はちょっと面倒ですかね。
AFも速度があまり速くなく、GR IIIx共々ストレスは少しありますね。ちょっと暗かったりする場所ではうまくピントが合わないことも多々あります。
一方でスマホへのデータ転送はアプリでスムーズにできて良いと思ってます。ニコンよりは速い気がする。
GR IVとiPhone 17 Pro Maxで写真作例を比べてみよう

それではGR IVとiPhone 17 Pro Maxで作例を比べてみますか。
<iPhone 17 Pro Max>

こちらがiPhone 17 Pro Maxで撮影した遠景の写真。
若干黄色みがかったような写りですかね。
<GR IV>

こちらはGR IVで撮影。ちなみにiPhone 17 Pro Maxは焦点距離24mmのメインレンズですが標準カメラアプリの機能で28mmや35mmでも撮れるので、どっちも28mmで撮影してみてます。
GR IVのほうが少し青白い感じになってますね。
<iPhone 17 Pro Max>

iPhone 17 Pro Maxのカメラは本当に接写が苦手で、マクロと標準レンズが音速で切り替わりまくる結果撮影ミスしまくりました。

ちなみにこれは48mm状態で撮ってます。(1倍だとうまく撮れなかったので2倍ズームにしてみた感じ)
<GR IV>

こちらはGR IVですが、GR IVの場合マクロ撮影モードがあるうえにピントを合わせる位置を事前に指定できるのでそれを使えば確実に撮りたい位置にピントを合わせられるのが便利ですね。
あとAPS-Cセンサーなのでポートレートモードとかとくにやってなくても絞り開放だとめっちゃボケてます。
一方でこの写真については、色味はiPhone 17 Pro Maxのほうが良かったですね。おそらくGRの方のホワイトバランスが太陽光のままだったうえでやや暗い木に囲まれた公園で撮ってたので「曇り」とか「日陰」に事前にしておいたほうが良かったかもしれません。
<iPhone 17 Pro Max>

仙台大観音を撮ってみた。イデオンサイズなのでいつ見てもすごい迫力。
<GR IV>

こちらもGRのほうが色味が青白いかんじになってるのが印象的ですかね。
あと拡大してみるとGRのほうがやっぱり全体的にパリッとした解像度の高い写りになっています。
<iPhone 17 Pro Max>

荒ぶってる注意書き
<GR IV>

色味の違いと背景のボケ具合が違う感じ。
「作品」感が強い高級感がある写りなのはやっぱりGR IVですが、iPhone 17 Pro Maxもとくに記録として悪くはないと思います。
夜景写真も比較してみよう
続いて夜景も見てみよう!
<iPhone 17 Pro Max>

iPhoneはとにかく全体を明るくしてきていますかね。
<GR IV>

GR IVは暗さをある程度残していて、空の色の黒さとか良い感じに思います。
<iPhone 17 Pro Max>

こちらの駅の入口みたいなやつもiPhoneは明るい。
<GR IV>

GR IVはやっぱり暗さがそれなりにあって、場の雰囲気が良い感じに出てる気がします。
なおちょっと黄色っぽくなってますがこれはホワイトバランスが太陽光のままでしばらく撮ってたからそうなってる感じでしたね…!
<iPhone 17 Pro Max>

最後に暗闇で撮ってみたフィギュア。iPhoneはまぁ厳しいです。
<GR IV>

GR IVは流石に高いカメラだけあってかなり良い感じに雰囲気を出せてると思います。
以上という感じで、やっぱりGR IVのほうが総合的な点数は高いと思います。
全体がしっかりきれいに撮れてるしボケとかも良い感じ、暗闇でも鮮明だし雰囲気がよく出てますね。
ただし私ってフリーランスの自宅活動かつ夜は9割9分自炊・飲み屋での豪遊などもせず夜に外にほとんど出ないタイプの人間なので、夜景の写りはわりとどうでも良かったりします。
昼間の写真についてはiPhoneとかGalaxyでも、まぁ基本的に不満ないレベルで撮れている。
そして本当にガチで撮るなら私の場合、GR IV以外にNikon ZRやα7 Vといったフルサイズのカメラも持っているのでそっちを使うことも多い…!
レンズ着脱式なので荷物としてのかさばり具合は上がりますけども。
そんな感じで、「GR IVは携帯性に優れてるし良いは良いけどあえて持ち続ける必要性があるかと言われるとほかで代用できたり上位互換的な写りのものもあるので微妙」という結論になっております。
携帯性に優れてるけど結局ポケットに入ってるスマホのほうが早いし…
まとめ

GR IVは非常に良いカメラなのですが、GR IIIxと比べるとスマホカメラとポジションが被ってくるため絶妙に使い所が難しいとも思ったのでした。
もちろん冒頭でも言ったとおりスマホカメラより細かい調整ができるので、活かし方自体はいくらでもあるのだが…
頑張って活かして使うなら多少写りを妥協してもスマホカメラか、サイズ感を妥協してミラーレス等でもいいのかなという感じになりました。

やっぱり色味とかはけっこう好みではあるんですけどもね。
ということでGR IVはそろそろ手放すことにしまして、一旦Nikon Z50IIを導入してみようかと思ってます。
これは単純にお店で見てサイズ感とか持ち心地などが良さげだったから使ってみたいなぁという感じ、α7 VとかNikon ZRがある状況で定着するかはわからんけど…!
なおGR IVがなくなっても手元にはまだGR IIIxがあるので、スナップ写真的な物を撮る用やブログ・動画の撮影機材としてそっちは今後も末永く活躍すると思われます。




