motorola edge 50s proはソフトバンク専売のスマートフォンですが、価格設定が新品の通常価格で既に31,824円と非常に安いこともあり中古市場などでも大幅な値引き販売が行われています。
例えば楽天市場では、3.6万円台くらいから買えます。(定価より高いですがSBの現在価格は値下げ済み+回線契約しないと買えないこともあってか少し上乗せされた金額が相場になっています)
イオシスでも未使用品が39,800円などで販売されているため、どのくらい使える機種なのか興味を持っている方も少くないのではないでしょうか。
私は以前無印モデル(motorola edge 50 pro)を買ってみていて、そちらは動作面で特に不満を感じませんでした。
この50s proはメモリ容量が本来の12GBから8GBまで下がっているのが違いですが、この差によってどのくらい動作に差が出るのかが気になったため試しに購入してみました。
ということで今回は、motorola edge 50s proの使用感をレビューします。
目次
motorola edge 50s proは限定バニラクリームカラーが存在!外観をチェック
motorola edge 50s proは、通常の50 proにはなかったバニラクリームカラーを選べます。
なかなかキレイですが、細かいチリとかの付着が目立ちやすいので必ずしも良いとは言い難いのが辛いところです。
このスマホはエッジディスプレイということで、フレーム部分はそこはかとなくGalaxyの雰囲気が醸し出されています。
電源ボタンと音量ボタンが右の側面にあります。
画面がエッジディスプレイな結果、細い割に横に画面が広い代わりにちょっと端の方は黒っぽく見えます。(曲がっているため)
保護フィルム等の選択肢も非常に少ないです。
一応ちらほら保護フィルムも出ているので、色々調査して良さげなものを探してみてください。
ただケースとフィルムが干渉したりもしやすいので、アクセサリー関連は非常に難しい端末だと思います。安いのでいっそ何も着けずに使っても良いのかも…?
また指紋センサーの位置がとても下に寄っていて押しにくいのが地味に難点です。
125Wの急速充電器がしっかり付属しています。
なんとたったの19分でバッテリー4,500mAhをフル充電できてしまうので、夜寝る前に充電を忘れていたりしても問題ありません。
motorola edge 50s proのスペックは価格を考えると非常に高い。
motorola edge 50s proのスペックは以下のとおりです。
価格 | 31,824円 |
CPU | Snapdragon 7 Gen 3 |
メモリ | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB、microSD非対応 |
画面 | 6.7インチ、2,712×1,220 |
重さ | 186g |
カメラ | アウトカメラ5,000万画素+1,300万画素+1,000万画素/インカメラ5,000万画素 |
バッテリー容量 | 4,500mAh、125W急速充電対応 |
おサイフケータイ/防水防塵 | ◯/IP68 |
全体的にmotorola edge 50s proの性能は非常に高くなっています。3万円台で買えるスマホとしては、という前提ですが…。
Antutuベンチマークテストでは819600点という好成績で、普通3万円くらいの機種は30万点台とかなことを考えると本当に圧倒的です。
そもそも本来なら6万円台で売っている機種を、メモリ容量だけ少し下げて半額程度で売ってる機種みたいな感じなのでそりゃ性能高いですよね…。
例えば学園アイドルマスターは最高画質60fpsまで選択可能です、ただし流石に最高設定で快適に動くほどの性能ではないので高画質30fpsくらいで遊ぶのが無難だと思います。
原神やゼンレスゾーンゼロ辺りもある程度画質を上げても普通に遊べていたので、よほど最大レベルの画質にこだわる人以外は問題なさそうです。
もちろんゲーム以外の動画アプリやブラウザ、SNSなども問題なくサクサク動作しています。
motorola edge 50s proのカメラは鮮やかに写真等撮影可能
motorola edge 50s proはカメラも結構キレイです、傾向として鮮やかで派手寄りな写真が撮れます。
ちょっと色が濃くなりすぎるかな?と思うこともありますが、スマホの画面で見る分には楽しいです。
新製品が安い。
室内写真も良い感じ、けっこう背景がボケますね。
光学3倍望遠レンズがあり、ズームもかなり強いです。
デジタルズームまで含めればこのくらい大きく撮れます。
夜景もかなり明るく撮影可能です。
そもそも高めなスマホなのでカメラ性能もほぼ文句なしな仕上がりですね。
その他、motorola edge 50s proの使用感まとめ
最後に、その他諸々の使用感をまとめます。
結局「エッジディスプレイが人を選ぶ」という点以外は致命的な問題はなく、現状安く快適に使えるスマホを買いたいならコレ一択な印象でした。
スピーカー音質や画面の発色は問題なし
motorola edge 50s proはそもそも本来6万円台のスマホの派生なこともあり、細かい部分のクオリティーも最新高額ハイエンドレベルまでは流石に行かないにしてもかなり充実しています。
画面は144Hzと高めのリフレッシュレートに対応していてなおかつ発色もよく、エッジディスプレイで端がちょっと湾曲してるのに問題なければ満足できるかと。
エッジがある関係上、指の肉が当たって誤タッチしてしまうリスクがあるので、極力ケースは着けましょう。
スピーカー音質もデュアルスピーカーでステレオ、ドルビーアトモスにも対応しているためけっこう良い音です。
重量もけっこう軽い
最近の高性能スマホは200g超えも珍しくありませんが、motorola edge 50s proは186gで済んでいます。
そのうえで6.7インチの大きめ画面採用なので、大画面と軽さを両立させたい方にとって嬉しい選択肢になっています。
まあ繰り返しますが、エッジディスプレイなので端のほうの見え方はちょっと微妙ですけどね…。
メモリ容量が8GBな点は問題なし
12GBが4GBや6GBになれば流石に動作にわかりやすい差が出てきそうですが、12GBが8GBになっただけだと流石にとくに通常モデルとの動作の差は感じられません。
正直、motorola edge 50s proがここまで安いとなるともう通常のmotorola edge 50 proを選ぶ理由ってないような…。
ソフトバンク捨て身の戦法により、圧倒的好コスパを実現してしまっております。
結論:エッジやmicroSD非対応に問題なければ買って良し!
投稿者的に気になる点は、エッジディスプレイがちょっとクセの強い存在であることとmicroSDカードには残念ながら非対応なことです。
指紋認証センサーの位置が下過ぎるのもやや辛いですが、まぁgoBeltでなんとか出来ます。
あとはおサイフケータイも防水も対応していて、とくに言う事無しですねコレで3万円台なら。
個人的には端末としてはAQUOS sense9やarrows We2 Plus辺りのほうが好みではあるものの、人に「高性能でできるだけ安いスマホは何を買えばいい?」と聞かれたら現状これをおすすめする感じです。
迷ったら買って良し、そんな高コスパな1台ですね。
なんか大手キャリアのパワーで価格破壊みたいになってるのは色々といいのか?って感じですが、お得なことは間違いなしでしょう。