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Pixel Foldを入手!折りたたみスマホの使用感レビュー|SpigenのEZ Fit保護ガラスや純正ケースも紹介

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Pixel Fold箱

Google初の折りたたみスマホ・Pixel Foldを買ってしまった!イオシスで23万円くらいでした。

元々Galaxy Z Fold4とかを使って満足したからスルー予定だったんですが、やっぱり「Google初の折りたたみスマホ」というところが気になってきちゃいましたよね。

使ってみた感想としては、「スマホ」としてはGalaxy Z Fold4よりも使いやすかったと思います。

一方で「タブレット」としてはなんというか「もう一声かな?」と思う部分もありつつ、Galaxy Z Fold4よりタブレットとしてナイスに感じる部分もあったりしました。

人に勧めるなら以前紹介したGalaxy Z Fold4の方が無難ですが、Pixel Foldもなかなか気に入りましたね。

ということで今回は、Pixel Foldの外観をチェックしつつファーストインプレッションをまとめていきます。

Pixel Foldを開封して外観をチェック!

Pixel Fold開封

というわけでこれがPixel Foldの箱を開封した状態、折りたたまれた状態で入っております。

Pixel Fold付属品

USB-Cケーブルや、USB変換アダプターが入ってますね。こいつらはデータ転送用かな。

最近のAndroidスマホは前使ってた機器と本体を接続してすぐデータの移行ができるようになっているんだったと思います。

Pixel Fold折りたたみ時画面

これがPixel Foldのサブ画面です。

おそらく大半の人はこれをメイン画面として使うと思いますけどね。

Galaxy Z Fold4はかなり縦長の画面なんですが、Pixel Foldは限りなく普通のスマホに近くなっていてサブ画面を使っている時の窮屈さが薄いです。

Pixel Fold折りたたみ端子

ただし横幅があるうえで本体の厚みが普通のスマホ2台分くらいな結果、ちょっと持ちづらいというデメリットもあります。

折りたたんでる状態で画面が広くて見やすいのはPixel Foldなんだけど、畳んだ状態で操作がしやすいのはどちらかというとGalaxy Z Fold4の方かもしれません。

またPixel Foldは重量が本体だけで283gと重いので、片手操作は無理と考えておいたほうが良いかと。

そして本体下部にはUSB-C端子と、SIMスロットがありますね。

Pixel Fold本体側面1

Pixel Foldの本体右側面には指紋認証センサー搭載の電源ボタンと音量ボタンが。

例によって一般的なAndroidスマホとボタンの配置が逆なので、他の端末を持っている場合はやや混乱する。

指紋認証センサーの精度は問題ないですね、スムーズに読み取ってくれます。

Pixel Foldヒンジ

Pixel Foldのヒンジ部分はめっちゃ汚れやすいです、なぜだ?

ちょっと指が当たると跡が残るのが微妙。Galaxy Z Fold4はロゴがあったりする結果かあんまり気にならなかった気がするけど。

そして折りたたんだ状態において全然隙間がないのがナイス、Galaxy Z Fold5もそうなったんだっけか。

Pixel Fold背面

そして本体背面にはアウトカメラが。

画面を展開!

Pixel Fold画面展開時2

画面を開いてみました。

ネットで発売当初から「完全に開ききらない」みたいなことを散々言われててあんまりピンときてなかったんですけど、確かにそうだわこれ。

Pixel Fold画面展開じ

Galaxy Z Fold4は普通に開けばそれだけでほぼ平らな状態になるんだけど、Pixel Foldはこんな感じで「本を開いた状態」的な角度がある状態になります。

結果的になんかタブレット状態で使っている時に「真ん中辺り若干歪んでる?」みたいな見え方になりやすいかつ、折り目もGalaxy Z Fold4と比べてちょっと目立つように思いますね。

あとベゼルがやっぱり太いな。

プリコネメニュー

Galaxy Z Fold4はこんな感じでかなりベゼルが細いんですよね。

まぁここは何年も折りたたみスマホ作ってるメーカーと初製品の差が出てるって感じか。今後に期待。

いきなり不満を述べてしまいましたが、Pixel Foldのタブレット画面にもいくつかメリットがあるので後ほど紹介します。

Pixel Foldのサブ画面保護ガラスはSpigenのやつを買ってみた

中古品とはいえ20万オーバーの鬼のように高いPixel Fold、サブ画面はしっかりガードしたいのでSpigenの「Spigen EZ Fit ガラスフィルム」ってのを買ってみました。

通常価格2,299円、Amazonアウトレットで1,954円ほどで買えました。

Pixel FoldSpigen

2枚入りなので1枚失敗しても大丈夫なうえで2,000円程度なので、非常におすすめです。

Spigen EZ Fit付属品

Spigen EZ Fitはこんな感じで、プラスチックのやつに保護ガラスが装着された状態で入ってます。

Spigen EZ Fit貼付け中

付属のクリーニングシートとかシールで画面をキレイにしつつ、この保護ガラスの粘着部分を剥がして本体に被せると完璧な位置で保護ガラスが本体に装着されます。

貼ったら「PRESS & SLIDE」と書かれてる部分を押してこすれば画面にしっかりガラスが張り付くので、30秒ほど待ってシール剥がしてプラのカバー外したらガラスの覆いみたいなのをさらにはがせば貼り付け完了。

Spigen EZ Fit貼り付け完了

ちなみに「30秒待つ」がわりと重要で、私は10秒くらいでもうええだろと思って剥がそうとしたらちょっとガラスが持ち上がっちゃってわずかにチリが混入してしまった…。皆さんは気をつけてください。

Spigen EZ Fitはサイズがほぼぴったりで、その結果ちょっと斜めから画面を見るとガラスと画面の境い目が合わさって滲んで見えるみたいな難点があったりはする。

でも指すべりも問題ないし画面をガラスでしっかりガードできて表示への影響もなし・さらに貼り付け難易度もスマホ保護ガラスでは一番低いレベルであるため、総合的な満足度はかなり高いです。

とりあえずこれ買っておけばいいんじゃないかと思いますね。

Pixel Foldのケースは純正品を購入!装着してみた

Pixel Fold純正ケース

Googleストアのクレジットが10,000円分あったので、純正ケースは無料で入手!

色は青にしてみました。

例によってpovo2.0の契約時に使えるコードやGoogleストアの割引コードが付属しています。

Pixel Fold純正ケース

なんで青にしたかというと、黒系のスマホケースは多いのであんまり面白くないからです。

あと他の端末と見分けつきやすくなるので青にしてみた。

Pixel Fold純正ケース開封

例によって粘着テープで貼り付ける仕様なんですが、これけっこう粘着力が強くて後からSIMカード入れるために外そうとしたけど外しにくいから今SIM無しでこいつ使ってますわ。

Pixel Fold純正ケース前面

貼り付け完了。

純正品だけあって質感が非常に良いというか、Pixel 7 Proの純正ケースと同じ素材なんじゃないかこれ。

いわゆるシリコンケース系で、滑りづらくて手に馴染むのが良い感じです。

ただし重い本体がより重くなるのは難点だが…。

Pixel Fold純正ケース背面

カメラバーの部分は少しだけ高くなってますね。

Pixel Fold純正ケース側面

ボタン側はボタン部分以外しっかり覆われてますが、逆のヒンジ側は何もガードされないので注意。(Galaxy Z Fold4の純正ケースと同じ仕様ですね)

とりあえずPixel Fold買うなら20万オーバーのスマホなのでケースは必須、予算的に問題なければこの純正ケースを買うのが良いと思われます。

純正以外だとSpigenとかがケースを出してるみたいですね。軽量のシン・フィットや透明なウルトラ・ハイブリッドなど。

Pixel Foldを使ってみた感想|ゲームやカメラなど含め使用感をまとめる

というわけでPixel Fold、入手して使ってみたので感想をまとめます。

ずっと使ってると印象変わってくることも多いので、ファーストインプレッションという名目でやっていくぞ。

スマホとしての使いやすさは思った以上に良かった

Galaxy Z Fold系のスマホであんまりしっくり来てなかったのが折りたたんだ状態での使い勝手で、分厚くて細長い形状が一般的なスマホとちょっと異なるんですよね。

使えはするけどなんか重い細長い謎の棒を扱ってる感じで、ブラウザなんかは表示も小さいしもう一声でした。

Pixel Fold画面比較

今回のPixel Foldはサブ画面が普通のスマホ程度、iPhoneの6.1インチ画面標準モデルより若干縦が短い程度といった感じなので、畳んだ状態で画面が小さくて見づらい!みたいなことは全然ないです。

もちろん重さは普通のスマホ2台分近いうえに厚みもあるため片手で楽に使うのは無理なんですけど、とりあえず畳んだ状態での使い勝手はなかなか良いと思いました。

私の場合、なんなら動画とかも普通に畳んだ状態で見る状態が多いです。(画面が開く意味について考える感じになるのでこれはこれでおかしい気もするが…)

左右に開くと横長→そのままアプリ同時起動による2画面運用しやすい

Pixel Fold2画面

Pixel Foldは開くと真ん中に折り目がありつつ横幅が広い形状となるため、アプリを2つ同時起動する場合両方が開いたそのままの状態で広く表示されます。

スマホを2台並べたような表示の広さで、なかなかこれが使いやすいです。

かいてん

本体を回転させた際はこういうDS的な使い方が可能。

ただしプラモ作成とかの作業時に作業用動画とか流す場合この状態で使うのはおすすめしません、万が一ランナーの破片とかが画面に当たったらフィルム傷ついたり、閉じた際に最悪画面そのものがぶっ壊れたりする恐れもありますからね。

開いた状態で動画や電子書籍を一番大きな表示にできる

Pixel Fold画面展開

Pixel Foldは、画面を開いた状態だと横長になるんですね。

Galaxy Z Fold4は縦に長いんですが、Pixel Foldは横長。

この結果として、開いてそのままの状態で動画や電子書籍の漫画を大きな表示で見られます。横に回転させる必要なし!

地味に楽で便利です。漫画読む場合ちょっと本体に角度つければ本っぽい形状で読めるし。

ただし代償にスピーカーは画面が横長に広い状態にすると上下に配置されてる感じになるが。(普通のタブレットなら左右にスピーカーが来る)

Google Tensor G2搭載でゲームの動作は十分良いが、サブ画面だと見切れる

ピクセルシリーズはGoogle独自のチップであるGoogle Tensorシリーズを搭載しておりまして、Pixel FoldはPixel 7シリーズと同じG2を採用。

これがまぁ悩ましいところではありまして、もう再来月には多分G3的な次世代チップ搭載のPixel 8シリーズが発売されると思われるんですよね。

「ほぼ型落ちのCPUを今から25万のスマホに搭載するの?」というガッカリ感は確かにあります。

でもだからといってGoogle Tensor G2の性能が悪いわけではなくて、私が利用するブラウザや動画再生、電子書籍、またプリコネやドルフィンウェーブといったゲームは普通にできてます。

Galaxy Z Fold4のSnapdragon 8+ Gen 1とか、Fold5のSnapdragon 8 Gen 2の方が性能高いのは間違いないが。

Pixel Fold2が今後出る場合は先行して次世代のチップを積むか、他のPixelシリーズと発売時期を揃えることで性能の周回遅れ感をなくしてくれるとありがたいところですね。

Pixel Foldサブ画面ゲーム

ただしPixel Fold、サブ画面だとゲーム画面の一部が切れるときあるので注意。

Pixel Foldサブ画面2

プリコネは表示は問題ないけどインカメラの列が黒帯になってしまい、左端の方に表示されるアイコンとかをタップしようとしたら黒帯触っちゃって無反応…というパターンがしばしばありました。

画面展開ゲーム

ゲームはメイン画面でやるのが基本的に良さげ、サブ画面はログインボーナスとかデイリーミッションを手短に終わらせるときなんかに使うのがベストかと。

防水対応であることの安心感

Pixel Fold持って出かけたらゲリラ豪雨発生してヤバかったんですが、とくに壊れたりはせず。

まぁケース装着しつつ100均のゲーム機とか入れられるケースにも入れてさらにリュックに入れてたからそりゃほとんど水かかったりしてないとは思うんだけども。

Pixel FoldはIP68の防水・防塵仕様なので、万が一水がかかったりしてもある程度は大丈夫なのも魅力だと思われます。他のPixelシリーズも今全部防水性能高くなってるけども、こういった特殊仕様の機種でも抜かりないのは良いですね。

カメラ性能はそれなりっぽい(検証中)

Pixel Foldカメラ

Pixel FoldはPixel 7の世代ですが、カメラ性能はメインレンズだとどうも無印Pixel 7の方が上っぽいんですよね。

Pixel 7は5,000万画素でF1.8・ピクセル幅1.2μmですが、Pixel Foldは4,800万画素でF1.7・ピクセル幅0.8μm。

超広角レンズもPixel 7は1,200万画素の画角121.1度・Pixel Foldは1,080万画素の画角114度、ピクセル幅はどちらも1.25μmでF値2.2。

Pixel Foldは1,080万画素F3.05・画素サイズ1.22μmの望遠レンズ搭載で光学5倍・最大20倍ズームできます。

Pixel 7 Proは4,800万画素の望遠レンズでF3.5、光学5倍・最大30倍ズーム対応。

一番高いわりにカメラ性能が最上級じゃないっぽいのは微妙なんですが、まぁGalaxy Z Fold4もGalaxy S22 Ultraよりはカメラ性能落ちてるのでこういうもんなのかな。

なんか最近天気悪いので外での撮影が全然できていないので、とりあえず室内でフィギュア撮ってみた。

スペック的にはちょっと他の7系と差があるっぽいわけですが、撮影自体は問題なく高いクオリティで行えてる感じしますね。

スピーカーの音質はそれなり(Galaxy Z Fold4とかほどではない)

Pixel Foldのスピーカー音質は普通に良い部類だと思いますが、25万のスマホとしてはもっと上を目指してくれても良い気はするかな。

どうせ高いスマホならiPhone 14 Pro MaxとかGalaxy S23 UltraとかXperia 1 Vみたいな凄い音質を期待したくはあるか。

ポケットに雑に入れて持ち運びづらいのでセリアのポーチを導入してみる

セリアのポーチ

Pixel Foldは折りたたみスマホということで、ジーンズのケツポケットに入れて自転車に乗るのは流石にぶっ壊れそうで怖い。

Pixel Foldを入れる

ということで、前買ったセリアのベルトに固定できるポーチを久々に導入してみることに。

セリアのポーチにPixel Fold

サイズはバッチリで、しっかり収納して持ち運べるようになった。

自転車に乗ったり椅子に座ったりするときも、これでぶっ壊す心配は大幅に薄れるね。

まとめ

というわけで、Pixel Foldのファーストインプレッション的なやつでした。

Pixel Fold、横幅が広くて縦にそこまで長くないという変わった形状が実際使ってみると確かに便利な面も多いかもしれん。

とくに閉じた時のスマホとしての使いやすさがナイス。

goBeltとか着ければもっと良くなるんじゃねぇ?と思ったので昨日購入したから届いたら装着してみます。

しかし画面開いた際のベゼルの太さや折り目の目立ち方、ちょっと画面開ききらない感じ辺りはやっぱり微妙。

今後の後継モデルでは改善されていってほしいポイントですな。

今後もしばらく使っていくので、Pixel Foldについて色々記事化していくぞ。

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