東映特撮ヒーロー番組をよく見るので、有料の配信サービスを使うことも多い昨今。
同じように過去作や最新の仮面ライダー、戦隊などを配信で見たい場合にちょっと気になるのが、「東映特撮ファンクラブとAmazonプライム・ビデオのマイヒーローってなんやねん」ということなんじゃないかと。
今回は両方のサービスを切り替えながら使っている私が、それぞれどんな人におすすめになるかをまとめていきます。
目次
東映特撮ファンクラブは特撮がほぼ全網羅、新作関連のコンテンツも豊富
東映特撮ファンクラブは月額960円で、PCやスマホ、タブレット、あとはChromecastで閲覧可能です。(FireTV用アプリはない)
最新ライダー&戦隊の見逃し配信やおまけコンテンツがある
東映特撮ファンクラブは数少ない「最新の仮面ライダーと戦隊の見逃し配信が行われている」サービス。
2020年時点だと、キラメイジャーや仮面ライダーセイバーの最新回も普通に見られます。
またキャストやスタッフのインタビューなど、制作側に関連するコンテンツが豊富なので、最新作を楽しんでいる&より楽しみたい方にはベストな選択肢になりますね。
新作の見逃し配信自体はテレ朝のテラサでもやってますが、その他の派生コンテンツは東映特撮ファンクラブ限定なことが多いです。
ちなみに私は先月、ゼロワンのスタッフ座談会のために東映特撮ファンクラブに加入してました。(今月はマイ ヒーローに切り替えてます)
ここでしか見られないオリジナルドラマが配信されることも
仮面ライダーシノビなど、東映特撮ファンクラブ限定のドラマが配信されることもたまにあります。
1話10分~30分くらいの短編がほとんどですが、わりと面白いのが多い印象。
あとからDVDレンタルとか出ることも多いものの、最速で東映特撮のオリジナル新作を見られるのはなかなか良い。
特撮関連作品がだいたい全部見られる
白黒時代の古い作品とかにはたまに例外もあるんですが(2020年時点で新七色仮面がなかったり)特撮系のドラマはほとんどが配信されてます。
例えば急に「ロボット110番の7話が見たい!」「仮面ライダーゼロワンの33話って何の話だっけ?」とか思っても大丈夫。
弱点はアプリが微妙なことと月額料金
東映特撮ファンクラブは月額約1000円で高め、なおかつアプリがかなりイマイチ…。
見られる作品は多いものの検索性が悪く、例えばライダー戦隊メタルヒーロー以外を一覧から見たい場合、膨大なコンテンツを順番に読み込んでようやく出てくるみたいな手間がかかります。
Chromecastで作品を見ようとすると、読み込みで冒頭2秒くらいテレビに映らなかったりも。
コンテンツ量は魅力的だけどコンテンツ以外は微妙って感じですね。
あと最新ヒーローのコンテンツが充実している関係上、最新ヒーロー見てない人はあまり魅力的に思わない部分も多いかもしれません。
最新作をバリバリ楽しみたい人か旧作をめっちゃ見る人におすすめって感じでしょうか。
マイ ヒーローは旧作メイン、アニメやドラマも含む
マイ ヒーローはAmazonプライム・ビデオ内のチャンネルで、加入すれば月額499円で配信コンテンツを楽しめます。
Amazonプライム・ビデオ内のコンテンツなので、Amazonプライム・ビデオが見られる端末ならFireTV等も含めて利用可能。
見られるのは旧作、最新作は見られない
マイ ヒーローでは90年代くらいまでの旧作が配信されていて、セイバーやキラメイジャーの見逃し配信とかは行われてません。
00年代以降の特撮作品もマイ ヒーローでの配信はほぼなし、本家Amazonプライム・ビデオの方でまばらに配信されてる感じになります。
70~80年代の特撮作品は豊富ですが、たまに作品が入れ替わるみたいで「ジェットマンみたいけど今配信ないや」みたいなことが発生することも。(2020年10月時点ではジェットマンも見られます)
アニメや一般ドラマも配信あり
『光速電神アルベガス』とか『魔女っ子チックル』みたいな、あまり他で見られないレアなアニメ作品がラインナップされているのがマイ ヒーローの特徴です。
最近は子供~若者向けのドラマも配信されていて、『柔道一直線』とか『少女コマンドーIZUMI』とかも見られます。
私のように扱うジャンルが広く浅い人の場合は、ここがかなり嬉しいポイントになるんじゃないかと。
刑事くん配信してくれないかな…
マイリストが通常のプライム・ビデオと共通
マイ ヒーローはAmazonプライム・ビデオ内のチャンネルなので、マイリストがAmazonプライム・ビデオと共通になります。
プライムビデオを活用している方は、マイリストがごちゃごちゃしてちょっと鬱陶しくなるのが難点ですね。
なおAmazonプライム・ビデオのアプリで見る感じなので、アプリの使いやすさはマイ ヒーローのが上だと思います。
まとめ
まとめるとこんな感じです。
東映2大配信サービスの特徴
- 東映特撮ファンクラブは特撮のみ、最新作やスタッフ・キャスト関連コンテンツも配信あり
- マイ ヒーローは旧作のみ、アニメや一般ドラマの配信もあり
最新の令和ライダー・戦隊も見たい、あるいは常時ほぼすべての特撮作品を見られる環境が欲しいコアな特撮ファンには東映特撮ファンクラブがおすすめです。
旧作ばっかり見る人やアニメ・ドラマも見たい人には、マイ ヒーローがおすすめになります。
旧作視聴がメインの私は普段マイ ヒーローを使っていて、たまに必要に迫られたら東映特撮ファンクラブを契約するみたいな感じにしてますね。