当ブログの永遠のテーマである「断捨離」。
例の地震で何年もかけて集めたフィギュアコレクションが軒並み壊れた結果、「諸行無常」を強く心に刻んでいるためです。
今回は目に見える範囲の物理的断捨離でなく、デジタルデータの断捨離。
スマホのアプリは色々ありますが、できる限りインストールするものを減らして(絞って)無駄をなくそうという話です。
合わせてサブスクリプション、つまり毎月定額を支払って使う有料サービスの厳選も行います。(私の主観で)
そして全部書いたあとに気づきましたが…、断捨離とか言ってもっともらしい雰囲気出してますが、要するに今回の内容は「おすすめのアプリ・サブスク紹介」みたいなもんですね。
目次
【前提】スマホのストレージ容量は年々増大している
スマホにインストールするアプリの断捨離、先に言っておくと無理に行う必要はないです。
一昔前は嫌でも断食が必須だった
10年前は、Androidだとアプリをインストールできる領域が数百MBしかありませんでした。
私は2011年の頭に初代Xperiaを買いましたが、拷問でしたね。
せっかく色々なゲームなどのアプリがあっても、容量上限がキツくて入れられないという。
その後iPhoneに乗り換え後はいくらかマシになりましたが、それでも16GBや32GBだとすぐに埋まってしまうので厳選が必要でした。
2020年時点では、ストレージ容量は64GB以上が一般的
2019年はスマホのストレージ容量が全体的に底上げされ、64GBが一般的になりました。
2018年までは、AQUOS sense2やP20 liteなど低価格帯の機種だと32GBが主流でしたが…
2019年は2〜3万円の機種でも64GB、ハイスペックな機種は128GB以上が中心になっています。
Xperia 1は10万円するのに64GBで残念でした…
iPhoneも2018年のiPhone Xや8以降は最低64GBになっています。
64GB+外部ストレージがあれば多くの人は十分
64GBもあれば、よほどゲームをする人でない限り必要なアプリは全部入れられます。
おそらく使わないアプリを意味もなく数十本入れても、全然大丈夫です。
特にmicroSD対応のAndroidスマホなら、動画や画像などのデータを全部そっちに移せるので余裕。
iPhoneはiCloud等の、クラウドストレージを活用すればやりくりできるでしょう。
ゲームなどでたくさん容量を使うなら、機種変更時に128〜512GBの機種を買えばいいし。
結論として、2020年においてスマホアプリの断捨離をする必要はとくにありません。
それでも断舎離する意義は?
入れるアプリを最低限に絞ることでアプリの選択に悩む様々な「迷い」がなくなり、時間が浮きます。
悩んでるうちに休み時間が終わったりする心配なし。
機種変更時はインストールするアプリが減るので、データ移行・ログイン作業にかかる時間・手間も減りますよ。
浮いた時間を使って、自分にとって有意義な活動をするのも良いですし、むやみに浪費するのも良いでしょう。
我ながら説得力に欠ける意義で大変申し訳無いんですが…
そもそも今回の企画は「ただ断舎離して遊びたいだけ」という雑な動機でスタートしています。
たとえ意義がなくても、断捨離という行為で悩むことでぼくや君等(このブログを読んでいる皆さん)が楽しめればいいんだよ!!!
ただしサブスクの厳選は明確に「金が浮く」という大きなメリットがあります。
6つの断捨離を実践だ!
というわけで、以下の6項目でそれぞれアプリを断舎離していきます。
- 動画アプリ
- 音楽アプリ
- ゲームアプリ
- 画像ビューア
- 電子書籍
- Twitterクライアントアプリ
できる限り「インストールする手間」を減らしたいので、標準アプリをいかに活用するかが鍵となってきますね。
①動画配信サービスの厳選→YouTubeとAmazonプライムビデオ
動画配信サービス、私は現在以下の3つを契約して使っています。(全部先払いしているのでこれから解約することもない)
- Netflix
- Hulu
- Amazonプライムビデオ
※Amazonプライムの専門チャンネル「マイヒーロー」や「dアニメストア」にも加入中
初っ端から「お前自身全然断舎離できてないじゃん」という話ですが…。
プライムビデオは手持ちのAmazonMastercardゴールドの特典で実質無料、Netflixは最低ランクのベーシック会員。
利用料を完全に満額支払ってるのはHuluのみ、ついでにHuluは家族で使ってる関係で私自身の出費は半額となってます。
さて、動画サービス契約し過ぎの私が思うに、挙げた3つのサービスは1つ契約していれば十分です。
全部契約しても100%持て余します。(実際持て余してる)
それぞれ明確に特色が決まっているので、自分の好みに合わせて選びましょう。
ラインナップの傾向 | 個人的重要ラインナップ | |
Netflix | オリジナル作品+人気の海外・国内作品(海外に強め) | 海外アクション映画、スター・トレックシリーズ |
Hulu | 国内の見逃し配信+微妙に〜かなり古い映画・ドラマ | 東映特撮とウルトラマン(平成の)、ギララなどのマイナー特撮映画 |
Amazonプライムビデオ | 国内・海外の話題作をまばらに配信 | 内村さまぁ〜ず、J9、なぎスケ |
※当ブログはマニアの手で運営されているので、こういう「おすすめ作品」項目はマニアっぽくなる仕様です。
なお、全部契約すると「ちょっとNetflix調べて配信がないと思ってツタヤで借りてきたあとでHuluに配信があるのに気づく」みたいな問題も続出します。
1つのサービスに絞れば調べる時間・手間が短縮され、そこになかったらおとなしく借りてくればいい感じになりますよ。
迷ったらプライムビデオがおすすめ
契約先に迷ったら、オススメしたいのはAmazonプライムビデオ。
Amazonプライムのその他の特典を使わないとしても月額500円程度で割安、さらに配信コンテンツのジャンルが豊富。
配信が短期間で終了するものも多いですが、結果として入れ替わりが激しい=コンテンツが常に新鮮。
配信期間が短いと急かされるので、「いつまでも見ない」作品が減るのもありがたい。
ちなみにプライムビデオは白黒時代の洋画がやたら豊富で、『キング・コング』とか『市民ケーン』が急に見たくなってても大丈夫。
市民ケーンって見るたびに幼少期のシーン終わったくらいで力尽きてるからいい加減通しで見ないといけない気がする
ついでにプライム・ビデオって有料配信の作品もかなり豊富なので、見放題になくても追加料金を支払えばより多くの作品を楽しめるのもポイントですよ。
最新作でもいつもと同じ環境で手軽に見られる。わざわざDVD借りてくるより早いし金額も殆ど変わらない。
Amazonプライムビデオ>Netflix>Huluの順におすすめ
あとはYouTubeアプリを入れて、YouTuberの動画とか様々なテレビ局・映画やアニメ会社の配信を無料で楽しみましょう。
最近は無料配信動画が多いので、いっそYouTubeのみに絞るのもアリかも。
②音楽配信サービスの厳選→Apple MusicかGoogle Play Music
音楽は、iPhoneユーザーはApple Music、AndroidならGoogle Play Musicがおすすめです。
ただしiPhoneユーザーでも、金を払いたくないならGoogle Play Musicがおすすめになります。
2つに絞られる理由は簡単、どちらも手持ちの曲をアップロードできて、スマホに標準で入ってるから。
わざわざストアでアプリ落としてくる必要がないのは強い。
Spotifyとか色々他にも配信アプリがありますけど、正直私には合いませんでした。
手持ちの曲をアップロードして、外出先でそのまま聴ける機能がないから。
たとえ「流行りの曲が聴ければOK」な人でも、音楽配信サービスって聴きたい曲を全部配信してることはまずないんですよ。
結局自分で用意するしかない場面に直面してくるので、「手持ちの曲を手軽に聴けるサービス」を使うのが良いのではないかと。
私が聴く昭和のアニソンはどうあがいても配信されないため、iTunes Matchの頃から自前の曲を転送してオンライン再生してます。
私はApple Musicを活用中
私が実際に使っているのはApple Musicです。
Androidメインなのにわざわざ有料のApple Musicを使っている理由は、以下の5点。
- Google Play Musicは10台まで登録可能だが、年間4台しか台数を取り消せない
- PCの専用アップロードソフトがたまにうまく動かなくなる
- おすすめの曲を送る知り合いがApple Musicユーザーなので、共有に都合が良い
- どのみちiTunesでCDをリッピングするので、曲のアップロード作業の手間が少ない
- 有料だが、不定期にネット上で1ヶ月無料キャンペーンコードが配られる
要するに、自分にとって都合が良いわけです。
Androidユーザーでも、Apple Musicがおすすめになる場合あり
私のようにスマホを年間何十台も買って遊んでるタイプの人は、すぐ台数制限に達するのでApple Musicを選ぶのがオススメ。
最大10台まで登録できるのはGoogle Play Musicと同じですが、30日に1台位のペースで1台取り消せるので上限に困ることが少ない印象。
Apple Musicの場合、Androidだと自分でアプリインストール+ログイン設定をしないと台数にカウントされないのもありがたい。
Google Play Musicって、新しいスマホセットアップするとたまに勝手に台数に登録されるので使いづらいんですよね…。
③ゲームアプリの厳選
あんまりゲームしないのでテキトーなこと言うのも良くないため、この項目はサクッと終わらせます。
断捨離人間としてとりあえず思うのは「課金アプリで遊ぶなら1本くらいが良いんじゃないかな?」ということくらい。
色々な好きなゲームがあると楽しいですが、遊ぶゲームが増えるだけ容量も課金額も増えますからね。
ちなみに私はポケモンGOと天鳳をたまにやってる程度です。(課金なし)
でもゲームって趣味の分野だから、まぁみんな好きにするのが良いと思う。
そしてゲームアプリは容量が大きいので、いっぱい遊ぶなら断捨離は諦めて大容量のiPhoneを買ってバリバリ容量を使おう。
④画像ビューアはGoogleフォトを使う
カメラ等で撮影した画像を閲覧するアプリはスマホに標準で入ってますが、おすすめしたいのは「Googleフォト」。
画質は調整されるようですが、無料でいくらでも写真を保存しておき、自由に閲覧できます。
Google Driveの容量を使えば調整なしでも保存可能。
iPhoneだと画像保存に「iCloudの追加容量買えよ!」みたいな表示がよく出てきますが、Googleフォトを使えば無料です。
iCloudに課金する必要なく画像を無尽蔵に保存できるので、iPhoneユーザーでもインストールしておいて損はないでしょう。
「どうせ見ないんだから画像データも断舎離すれば?」という声が聞こえてきたけど無視
あと一応かんたんな画像加工ができるのも、ありがたいですね。
⑤電子書籍はKindleを使う
電子書籍サービスも色々あり、AppleはiBook、AndroidはGooglePlayブックスを展開中。
できればOS純正サービスを使いたいのが、手間を省きたいものとしての心情。
しかしiBookとかGooglePlayブックスって品揃え悪いから、その時点で論外。
電子書籍は、AmazonのKindleを使うのが良いと思います。
取り扱う本の種類は、最大手だけあってかなり多いです。
あの高校生無頼控だって読めちまうんだ!
電子書籍で読みたかった本がない場合は、同じAmazonで紙で買えるのも良いですね。
またサイトごとに取り扱う種類に偏りが発生する+人気がないサイトは終わる=あまりマイナーなところだと、サービスが終わってコンテンツを読めなくなる危険性があります。
Kindleの場合はAmazonという最大手が展開しているため、ここが終わるなら電子書籍という媒体自体が終わりなレベル。
⑥Twitterクライアントアプリは公式に切り替えてみた
一気に絞った話になりますが、最後はTwitterのクライアントアプリについて。
Twitterを閲覧・投稿できるアプリはたくさんあり、一昔前は自分にとって使いやすい物を選ぶのが重要だった印象。
私も長年悩んできたんですが、最近は面倒なので公式アプリを使うようになりました。
公式アプリは「ツイートを時系列順に表示しない謎のモードをおすすめしてくる」「広告がうるさい」などのデメリットがあります。
しかしながら、そこそこ使いやすい部分もあります。
- ツイート開始のボタンが画面下にあって押しやすい
- 送信ボタンが上にあり押しづらいが、結果として怒られそうなツイートを投稿する直前で留まれる
- ツイート検索をしやすい(他社アプリだと古いものが表示されないものとかある)
- 黒一色のダークモードにすぐ切り替えられる
- ログイン手続きが楽(他社アプリは変なパスコードとか必要な奴もある)
- かんたんに複数のアカウントでログイン・切り替えられる
私は仕事で別のアカウントを使うことがあったり、気になる商品の口コミを調べたりすることもあるので、長い間「プライベートは非公式、仕事は公式」という使い分けをしてきました。
しかし「使いやすいクライアントアプリをわざわざ用意して使い分けるより、公式に統一したほうが良いかも」という考えに。
現在は公式アプリに統一、結果的に機種変更時のアプリダウンロード〜ログインも楽になって満足。
Twitterを長い間使ってる人って、私のように色々使い分けていた方も少なくないと思うんですが、あえて公式にまとめてみるのも良いと思います。
まとめ
色々断舎離してきました。
みなさんも最適なアプリを見つけて、スマホの容量に余裕をもたせてついでに心も広くしてみてはどうでしょうか?(何そのまとめ方…)