
2025年も終わりということで、年末にいきなりかなり高いレンズを購入だ。
今回手に入れたのはFE 28-70mm F2 GMです。これはソニーの標準ズームレンズの最強クラスのやつですね。
どう考えてもまともに運用を始めて日が浅いカメラ初心者が買うもんではないけど買ってみた。α1 IIに装着してます。
これでもなおライカのそこそこくらいのレンズ程度の値段で済むので、やっぱり私にはライカは高嶺の花過ぎたねと改めて思う次第でありました。
今回のSEL2870GMは、先日レビュー記事を出したSEL2450Gからの移行となります。
SEL2450G自体は非常に素晴らしいレンズでべつにこのままでも良かったんですが、「やっぱり望遠もうちょっと長く欲しいよね」と思うことがちらほらあったので試しに70mmまで寄れるレンズを触ってみようという。
そしてどうせならF2.8通しのやつじゃなくて、最上級のF2通しの最新レンズを触ってみるべきだろうということでマップカメラで下取り交換です。20万以上追加出費が出てるが…
目次
SEL2870GMはSEL2450Gより圧倒的に大きい。

例によってレンズポーチみたいなのが付属してます。運搬時にあると便利ではあるのかもしれない。

こいつくらいの金額になるとある程度安全に持ち歩きたくはありますね。

SEL2450GはF2.8通しのレンズとしてはかなりコンパクト、一方今回のSEL2870GMはF2通しかつ70mmまで行けるやつということも有りめちゃくちゃデカいです。
けっこう旅行で持って行くにはかさばるサイズ感なのでSEL2450Gを持ち歩きやすさという点で気に入っていた私としてはなかなかキツいんですが、何事もチャレンジですわ。

レンズフードを装着するとこうだ。

どちらも絞りリングがあるのが良いですよね。

ズーム時の伸びはSEL2450Gのほうが大きいです。SEL2870GMは少し伸びる感じ。
918gもある地獄の重量もなかなかヤバくて、α1 IIに装着すると手首は疲れますね。
FE 28-70mm F2の作例を見てみよう

こちらは70mmの絞り開放で撮影。
流石にF2まで行くと、単焦点レンズばりの写りになりますね。

ブログなので画像サイズかなり小さくなっちゃってるのがアレなんですが、マジで凄いぞ!

こちらは50mmです。
F2の通しなので、常時F2から使えるのがナイスですよね。

ワイド端は28mmに留まっておりますが、これが24mmだとマジで最強だったなと思いつつ流石にそれはキツかったんですかね。
そのうち17-35mm F2的なやつも出るんだろうか…

35mmで撮影。
35mmのF1.4GMレンズも欲しいと思ってるのだが、流石に予算が限界すぎるので当分はこいつで頑張るぞ。

最短撮影距離は0.38mとのことなんですが、そもそもこのレンズ自体がけっこう長いこともあり実は物理的にはかなり寄れますね。
最新レンズでAFとかもそんなにうるさくないし、すぐMFにも切り替えられるので料理写真的なのも撮れるが物理的にゴツすぎるのでやっぱりそういうのはコンデジなりスマホで撮るのが良さそうでもあります。

そこそこ寄れる結果として室内での撮影にも使いやすいです。
これは70mmのF2、流石にフルサイズでF2だとボケすぎてフィギュアの手足までかなりボケる。背景ぐちゃぐちゃな部屋とかではありがたいかも。

F5.6まで絞ればそこそこフィギュアの部分がよく見える感じになりました。それでも奥に置いた左手はかなりボケてるけど。
まぁただフィギュア撮影するだけならミノルタの50mmマクロとかでも全然いいけどもね。

油断すると全部70mmのF2で撮ってしまう。

うーむ、凄い!!!

遊具も安全になったよなぁ(これはこれで怖そう)

明日からしばらく実家の方に滞在するんですが、この冬はもうこいつだけ実家に持っていけばだいたいなんとかなりそうだな…
まとめ

最近はズームレンズの楽しさを味わってます。

スマホと比べて勝手にめっちゃ背景がボケてくれるのが楽しいです。絞ればめっちゃ細かいところまで撮れるし。
このSEL2870GMのメリットは見ての通り画質の良さ、あと操作関連の充実なんですが、デメリットは見て分かるとおりデカいし重いから携帯性が悪いことですね。
単焦点の高いレンズ2~5本くらい買える価格ですが、これさえあればだいたいなんとかなるし荷物的にも付け替えの手間とかないことを考えるとまぁ妥当なのかも。
気軽に勧められる価格ではないけど、手に入れて損はないアイテムだな!

